Devil 2021-11-21 21:57:27 |
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『…ま、俺らは気を取り直してまた飲むか。』
( 隣の大天使にすかさず訂正されれば「やっぱり?」と笑ってみせる。未だに先輩への熱は覚めていないようだが、初めに会った時よりも随分と落ち着いて来たように感じる。
遠くなる背を飽きるまで見届ければ、折角セットした髪をかきあげ、手にしていたグラスを掲げて上記を述べた_。)
さぁ、どうぞ上がって。
上着も好きに掛けていていいよ。
( __家に着けば、自らジャケットを脱ぎながらそう言う。部屋の中はシンプルで、その真面目な性格がそのまま反映されたような理路整然としている部屋であった。
「お酒は棚に入っていたと思うけど…」なんて言いながら、力尽きたようにベッドに腰掛け背から倒れ込む。
人間観察が好きなのは変わりないのだが、あそこまで煌びやかで人が多いと、流石に気疲れしてしまうらしい。
今回の場合は他にも色々疲れの原因は勿論あるが、視察するのもほどほどにしよう、と考える。 )
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