Devil 2021-11-21 21:57:27 |
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( 白のシャツにライトグレーの上下。ラフなスーツ姿にコートを羽織った男性が1人。のうのうと歩く悪魔の背を捉える。ゴクリと飲み干した持ち帰り用のコーヒーカップをゴミ箱へと投下すれば、少し早足でその背を追った。)
「 …あの、ベリアルさん、ですよね。」
( そう声を掛ければ、ブロンドの髪から覗かせた翠色の瞳で丁度目の前にある相手の顔を真っ直ぐ見据える。声色や口元には柔らかさを感じるものの、その瞳に穏やかさが無いことは本人もきっと自覚済みだろうか。
_背景に少し薄暗いものを感じさせる彼だが、彼こそがいつか悪魔の同僚が口にしていた、地上に遣わされたもう1人の天使だった。)
「 ご同行お願いしたいのですが。
…宜しいですよね? 」
( 尚も声色だけは優しくそう問うが、どうやら相手の意志を聞くつもりは無いらしい。指を1つ鳴らせば途端に相手の口は開かなくなり声も出せない事だろう。
そして、それをいい事に強制的に相手を連れて何処かへ向かうのだった。道中に会話なんてものは一切なく、そもそも此方から話すつもりも特に無さそうだ。
行先は意外にも普通の喫茶店。しかし、席に着くなり店員に向けていた穏やかそうな表情も一変、冷酷そうに向かい側へ座る相手を見た。1つ溜息を着けば、試しに1度口封じを解除して。)
(/初回ありがとうございます!
こちらこそよろしくお願いします!!
ラグエルくん、アルくんには厳しいところが多々あるかと思いますので、もし不快に思われたら遠慮なく仰ってくださいね!)
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