Devil 2021-11-21 21:57:27 |
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『 なんでって、お前がずっと地上で1人寂しいと思って来てやったんだが……
これはこれは、随分と不思議なお友達が居たもんだなぁ?』
( ゼパルと呼ばれた彼は、ヘラヘラと笑いかけながら2人の間に割って入るような形でやってきて、背伸びをして無造作に相手の肩を組んだ。そして、相手からの問いに上記を述べれば、隣にいる天使へと視線を流す。
1人寂しく地上での仕事をしていると思っていたが、どうやらお友達と仲良くしていたようで、しかもその友達はよりにもよって天使様である。少し眉を顰めながら、天使を上から下までじろじろと眺めた。)
『 で、ベリアル。この天使様と何してたわけ?まさか、一緒にお買い物か?』
( 親指で相手を指しながら、同僚の肩をぐいと寄せてそう問いただす。しかし、その様子に怒りや深刻さはあまり感じられず、どちらかと言えばからかいに近いものを感じる。
一方、天使はと言うと、隣でどうしたものかと頭をかいていたが、あまり深刻さを感じないためか、とりあえず名乗っておこうと「レイモンドです」と少し困ったようにも笑顔で相手と挨拶を交わしていた。)
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