Devil 2021-11-21 21:57:27 |
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(革細工を扱う店を見てみたいと返事が返ってくると、この通りを少し行った右手にあったはずだと言って歩き出す。
互いに自分が新調するものを見繕い合うのは思いの外楽しくもあり、信頼し合えている証だとも胸の内で密かに考えていた。)
……まじか、勘弁してくれ。
___何でお前が地上にいるんだ、ゼパル。
(店に向けて歩き出した刹那、背後から名前を呼ばれて振り向くと見知った姿を捉えて分かりやすく顔を顰める。
彼は昔からの顔馴染みだが、地上に来ているとは聞いていない。よりによって天使と行動しているこのタイミングで鉢合わせるとはと一人呟きつつも、どこかに隠したり誤魔化したりも既にできない距離感だ。
近づいてきた相手に第一声、挨拶もなくなぜここにいるのかと問うた。もっとも悪魔の間に礼儀などあってないようなものだし、この悪魔とは比較的仲が良かったためお互いに多少の無礼は許される間柄ではあった。)
(/ありがとうございます!
月曜日頃まで少し返信頻度が落ちるかもしれません。申し訳ないのですがご了承ください…っ)
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