素朴な執事の独り言

さて、と。
(自室に入り、椅子に座って携帯を開く)
お嬢様は習い事へ行かれました。最近は先生に褒められたと、とても楽しく習い事へ行かれている様で、何よりです。
(手早く日記の様なものを打ち込み、少しだけ口元を緩める)

おっと、まだ名前だけで自己紹介をしていませんでしたね。
姓は赤城(あかしろ)。年齢は……20代後半。好きなものは甘いもの、特にチョコレートが好きです。趣味は読書とショッピングですかね。お嬢様の付き添いをしている内、いつの間にか好きになっていました。……私の話は一先ずここまでで。(はっとして話し過ぎた事を誤魔化す様に咳払いをして)

皆様のお話も聞かせてください。
(にっこりと微笑んで)

あ、あの…！お、お話していただけますか…？
(扉をノックしながらドア越しに少し弱々しい声で問いかけて)

>奏音さま
おや、早速お客様ですね。
どうぞ中へお入り下さいませ。
(ドアを開け、手招きしながら笑いかけ)
(奥の部屋へと案内し、向い合わせに座ると時計を見て)
短い間ですが、よろしくお願いします

>あまめさん
お邪魔します…あ、えっと、自己紹介から…ですよね。

私は奏音、今はある方のお屋敷でお世話になっている魔法使い…です。
全然取り柄とか得意なことなんてないただの子供ですけど、よろしくお願いします…

(部屋に入ると深々とお辞儀をして挨拶し、座っているあまめさんの顔をチラチラと見ながら相変わらず弱々しい声で軽く自己紹介をして)

>奏音さま
(すみません通知が届かなくなっている様で返事が遅れてしまいました)

申し遅れました、私赤城あまめと申します。
(胸に手を当て、お辞儀をしながら)
魔法使い、とおっしゃいましたか？凄いですね……私そちらの方面には少し疎いのですが……火とか水とか出せるんですか？空も飛べたり？物を浮かせたりもするのでしょうか
(少しだけ目を輝かせ、また一つ咳払いをして)
では改めて、お話を^_^

>あまめさん
(/いえいえ、気にしないでください)


わ、私はそこまでは出来ませんけど…ちょっと特殊な性質の雷を操ることなら出来ます…

あ、それでですね…色々お話したいことはありますけど、それはまた今度…ということで。今日は私の話し方というか、言葉選びというか

(自身の魔法について軽く説明した後、今日来た理由を説明し始める)

…私がいる屋敷で他にも暮らしている方達がいるのですが、最近あまり来られてないんです、単に忙しいだけなら良いんですが私が言った一言が原因で傷ついてたり、来たくないって思われてたらどうしよう、って…心配で…
…こんな話されても困るだけですよね、ごめんなさい…

(少し悲しげな笑いを浮かべながら謝って)

>奏音さま
すみませんお客様の対応をしておりました。ーえぇ、また次回よろしくお願いします
(ドアの外にいる客に会釈をして、また椅子に座り直す)

成程、貴方様の話し方や言葉選びのせいで人知れず誰かが傷付いているのかも知れない、という事を心配されているのですね……そうですねぇ……
(腕を組み、顎に手を当てて目を瞑り)

話し方やことばの選び方は生まれた環境や周りの人達の作る雰囲気で幾多にも変化します。同様に、それらの受け取り方も変化します。厄介なことに、これらは中々変えることは出来ません。

>奏音さま
それら全てにおいて気を付けて話したり話を聞いたりする事は、私ですら不可能な事です。
(手を広げ、やれやれと肩を落として)

この事をポジティブに変換するとすれば、この世界での会話や行動を選択型のRPGゲームをしていると考えれば良いのです。良い選択肢が選べれば、その人との関係は上手くいく。間違えばそれまで。また選択肢を考え、それでもダメなら、また新しいルートを考えれば良いのです。難しく考えすぎる事はありません。
(目を輝かせてガッツポーズを作り)

貴方の考えや話し方をきっと好きだと言ってくれる人が現れます。そういう人と、また新しい関係を作っていけば良いのですよ。私は貴方のことを応援していますよ。
(テーブルの上に置かれていたお菓子の包みをひとつ手に取り)

長々とすみません。お役に立てましたでしょうか？

あ、ありがとうございます…はい、とても…新しいルートを作る、ですか。えぇ、良い選択肢を取れるように頑張りますね
(ペコリと頭を下げ礼を言うと少し俯きながらも自分なりに努力すると言って)

…私はあのお屋敷で、あの人たちと話すのがとても大好きなんです。今1番楽しみなことと言っても良いくらい…
そして、新しい関係を築くと言うのも…新しい人たちと関わるのも大好きで…
友達がいっぱい欲しいんです、貴方とも友達になりたいくらい…ふふ、意外と欲張りなんですよ？私
(くすくすと小悪魔っぽい笑みを浮かべながらあまみさんを見て)

ありがとう、貴方に話したら気持ちが軽くなりました
あの…わがまま、かもしれませんが…また、来てもいいですか？
(今度は晴れやかな笑顔でお礼を言うと、申し訳なさそうな顔で問いかけて)

>奏音さま
お役に立てたのなら良かったです。えぇ、またぜひいらして下さい。
(ほっとした様に笑みを浮かべて)

おっと、もうこんな時間ですね。お嬢様がお帰りになられる時間……奏音さま、お帰りは裏口のドアの鍵を開けておいたのでそこからお願い致します。
(少し焦って奏音さまをドアの方に誘導しつつ)

バタバタして申し訳ありません。こんな私で良ければまた、お話に来て下さい。ほんの僅かではございますが、心の支えになれるかと存じます。ではまた。
(胸に手を当て、奏音さまを見つめる)

ありがとうございました。ふふっ、また来ますね、では失礼します
(あまみさんに手を振りながら軽やかな足取りで裏口から出ていく)

なんとも不思議で、何処か人には無い魅力を感じるお方だった……
(ドアに鍵をかけた後、呟くように)

おや、お帰りなさいませお嬢様。……え、今まで何をしていたのか、ですか？
(少し考えて、いたずらっぽく笑い)
ひみつ、ですよ。

それより課題はお済みですか？一度褒められたからと言って慢心していては、また以前に戻ってしまいますよ。
(幼な子に言い聞かせるようにトーンを落とし、言い終えるとにこりと笑って)
さぁ、お部屋にいきましょう。私も手伝いますよ。

こんばんは。また時間が取れそうですので、お話相手募集しております。どなたでもどうぞ…と
(小さなボードにそう書き込み、裏口のドアにぶら下げる。自室に戻ってくると机の明かりをつけ、読みかけの本を開く)

(お相手募集上げ)

こんばんは！また良ければお話ししませんか？

(キィ、とドアを開けながら中の様子を伺い)

>>15
か、奏音様！…またお会い出来て光栄です。今お嬢様はお休みになられていますので、こちらからどうぞ

(突然の再会に思わず声をあげそうになりながらもグッと堪え、嬉しさを隠し切れない様子で中を示して)

>あまめさん
どうも、お久しぶりです。半年ぶり…でしょうか？ふふっ、お元気そうで良かったです。椅子に座っても良いでしょうか？

(にこっと微笑みながら会釈すると、こちらも嬉しそうに話しながら部屋の中へと入りながら、椅子について確認を取り)

>>17
えぇ、こちらこそ。お元気そうで何よりです。今、お茶をお入れしますね。どうぞ、お座りください

(にこりと笑みを添えて、椅子を引き手招きし)

>あまめさん
ありがとうございます…えっと、今回は特に相談があるわけでもないのですが…2人で話せたらいいな、と思ってお邪魔しました

(引かれた椅子に座ると今回来た理由を軽く話し、用意されるらしいお茶を、ちょこんと座りながら待っていて)

>>19
どうぞ、お茶です。…そうでしたか…私も誰かお話相手が欲しいなと思っていた所ですので、嬉しいです。その後は、お元気でしたか？

(奏音様の前にカップをそっと置き、自分はそのななめ向かいに座ると、相手の調子を問う様に小首を傾げ)