素朴な執事の独り言

>51
……はい｡最初は姫様も自分の料理を美味しい､と食べてくれたのですが
最近はあまり口にせず､どんどん痩せ細っていくばかりで……
(心底心配そうな顔をしながら､ぽつりぽつりと言葉を絞り出す｡)
他の人に味見をさせたのですが､特に問題はなかったのに､食べてもらえないんです｡
(昔を懐かしむような､遠い目をして話す｡)

>52
凪さんがお作りになった料理を、味に問題が無いにも関わらず食べて貰えなくなった、と…なるほど…

(相手の言葉を反芻しながら、自分はお茶菓子を一口齧り)

失礼ですが、凪さんは料理人に勤められてからどのくらいですか？

(相手の経歴を探る様に、あくまでも確認という風に問いかけ)

>53
そうですね...ざっと､6年程でしょうか｡
それまでは城下町で料理店を営んでいました｡
(指を追って年を数えた後正確に答え、経歴も丁寧に説明する｡)

>54
そうですか…経歴は申し分無いですね…

(成程、と頷き紅茶を一口飲む)

そのお姫様の健康状態にも、問題は無いのですよね？それとも何か御病気をお持ちなのですか？

(質問攻めにしてしまい申し訳ないと思いつつ、そう問いかけ)

>55
「健康状態も良好で､特に問題はなく……医者にも相談してみたのですが……
精神的なものなのでしょうかね……」

(健康状態に全く問題はないこと､医者に相談してみたが曖昧な返答をされたこと､
姫本人が学校に行くたびに辛そうな顔をしていることなど､心配そうに話を進める｡)

>56
そうですねぇ…専門家でも何でもないのではっきりとは申せませんが、お姫様のこころに何かあったのには違いないと思います。お姫様がお食事をなされていた前と後で、他に変わった事はありませんか？

(胸の前で腕組みし、低い声で唸りながら言葉を発する。理由を解き明かしたいが確信がない為踏み込めない歯痒さをぎゅっと握りしめた拳に込める)

>57
うーん……前まではご友人をお連れして､自分の作った料理を一緒に食べる､ということが多かったのですが､最近はそれが､ぴたりと止みましたね｡

(顎の下に手を当て､姫の変化について思い出す｡理由を察せない自分の惨めさに､無意識に歯軋りする｡)

>58
そうですか…お友達や学校が深く関係しているかもしれませんね…凪さんとお姫様は今までどの位お互いの話をした事がありますか？その程度によって、質問や行動の順序が変わってきますが…

(友達、学校、という単語を聞き推測を立てつつ2人の関係について詳しい答えを求める様に問いかけ)


(中々話が進まずすみません…！このままじりじりと確信に迫っていきますのでよろしくお願いしますby中の人)

>59

えぇ､姫様は前まで物凄くお転婆で､よく自分を連れ出して街に遊びに行っていたんです｡

入った喫茶店で自分に相談をされていました｡得意だった魔法が不発だ～､とか婚約者が浮気していた～､とか｡

その時に自分も学生時代のことを話したりなど……ですかね｡まぁ学生時代なんて8年も前なのですが｡

(さりげなく自身が26であることを伝え､
それなりに仲は良好だったこと､思春期特有の悩み事を相談されていたことなど､顎の下に手を当て記憶を辿る｡)

(/申し訳ございません！遅れました！)

>60
成程…先ずはそれまで通りを装いつつ、悩みが無いかさり気なく聞き出してみるのが良いかもしれませんね。貴方がお姫様と仲の良いことは十分伝わってきますから、お2人なら大丈夫では無いかと思いますよ。それと、他の付き人やお世話役の方がいらっしゃるのであれば、是非情報交換を。自分では気が付かなかった事に出会うかも知れませんし、1人では解決できない事もこの世には沢山ありますからね…それでもお姫様の元気が戻られなかったら、一度一緒にここへ来てみてください。アズキお嬢様もきっと歓迎なされることでしょう

(２人の関係を聞き、少し安堵した様に上記の通り話して。最後は我が主の顔を思い浮かべてふふ、と笑い)


(いえいえ、大丈夫ですよーお待ちしていました！)

>61

そうですね｡やはり本人に色々話してみるのもいいかもしれません｡
ありがとうございました｡胸の支えが取れました｡
では、本日は失礼します｡ 今度お礼に差し入れ持ってきますね！

(最初の時とは打って変わって明るい表情になり素直に感謝の意を伝える｡お礼がわりに差し入れを持っていくことを伝え､深々とお辞儀をしてドアから出る｡)

今日はブリオッシュでも作ろうかな｡

(嬉しい時にしか作らないお菓子の名前を呟き､歩き出す｡)

>62
いえいえ、私もお話出来て楽しかったですよ。少しでもお力になれたのであれば幸いです。また何処かでお会い出来たら、その時は是非またお話しましょうね

(相手の表情が明るくなった事に対して安堵し、にこりと笑みをつくり相手を見送って)


おや、お嬢様。お帰りなさいませ。…え、呼んだのに何故来なかったのか…ですか？本日のお菓子は何にしようかと考えていた次第で…あぁ、畏まりました。ブリオッシュですね。すぐにコックに伝えて参ります。…えぇ勿論。本日もご一緒致しますよ

(後ろを振り向くと自身の主人が立っており、少し膨れた表情で自分を見ている。適当に弁解しながら相手の話を聞き、優しく微笑み)

(上げです。お相手募集しております。お気軽に話しかけてください)

(上げです。私に関することでも、この場所に関することでも、お気軽にどうぞ。お悩み相談なども受け付けております)

(久々に上げさせて頂きます。この場所に関する質問でも、どなたでもお気軽にどうぞ。お悩み相談なども受け付けております)

>66
(私のプロフィールは簡単ではございますが>1をご覧ください。何方でもお待ちしております)

（扉をあのときと同じようにコンコンと叩き）
あまめさん、いらっしゃいますか？

>68
あぁ…これはこれは…凪さん。お久しぶりですね。お元気でしたか？

(ノックの音に気が付きそっとドアを開ければ、知った顔が見えて静かに笑みを作り)

>69
はい、5ヶ月ぶりでしょうか。今日は特に相談があるわけはないんですよ。
お菓子を作ってきたんです。お礼に。

（相手に合わせてニコリと笑うと持ってきていた紙袋を見せて）

>70
それはどうも、ありがとうございます。丁度良いお茶を仕入れた所でして…折角ですからお嬢様には内緒で一緒に飲みましょうか。どうぞこちらへ

(お礼にとお菓子を作ってきてくれた相手にたった今思いついたかの様な顔をしてそう告げ、その後少しいたずらっぽくクスリと笑って奥の部屋へと案内し)