｢ねえ聞いた？このマンションの住人って…｣（3l）

>20 荻原棗

荷解きにはもう飽きた。キミと歩き回った方が面白そうだからね。僕と遊ぼう、ナツメ。
（どうやら僕の名前を覚えて貰えたみたい。散々言われたことだけれど、僕と違って大抵の人は物事を覚えるのに時間を要するのだという。だから、別に僕の名前を数度忘れたからといって怒ることはしないのだ。すっと横をすり抜けるように部屋から出て、僕は彼を見上げて口を開く。｢どこから行こうか…とはいえ、夜が来る前に部屋に戻らないとね。｣暗いところはまだまだ苦手だから、出来るだけ明るい内に部屋に戻ってきたい。このマンションにいるということはつまり、僕のように何かがきっと少しだけ危険だとされた人なのだ。だから、本当は、踏み込んじゃいけないはずなのに…ドアが背後で閉まる音を聞きながら、それでも僕は彼の抱える秘密を暴きたくなってしまって）

（／夜のターンでの絡みの件、ご配慮頂きありがとうございます！確かに…と思いつつのお返事にて恐縮ではございますが、まずは絡みの形式に関しましては背後様の回しやすいように紡いで頂ければと思います！フロアの件につきましては、お互い出歩いている時に…のほか、借り物を返しになど、適当な理由でお伺いする形にしようかと考えてはおりますが、もちろん背後様同士でシチュのご相談なども大歓迎ですので問題ございません！）


>21
（／初めまして背後様！まずはこの新参者なトピを応援していただき本当にありがとうございます。地縛霊…！？と少し混乱しておるのですが、護衛･主人の型に嵌らずにロル等の形ではご参加いただけるという認識でお間違いございませんでしたでしょうか…？）


>22 神田夕夜

天使さんは、男の人…？僕にとって性別なんて些細な問題だけれどさ、キミが綺麗な人なことには変わりないし。それから、僕にとってキミはどう見ても天使さんだよ
（見せられた紙はそもそも階からして違うことは明白。しかもここで座っていては絶対に辿り着けるわけもない…仕方がない、これはもう僕が連れていくしか手段がないみたいだ。すっと立ち上がると｢行こう、天使さん｣とエレベーターのある方向を指さして、きゅっと小さな唇を引き結ぶ。夜のような僕と、星のような彼、お互いに何かが違うから此処に居ることは明白だからこそ踏み込むのは少しだけ怖い気もするのだ。）