医師 2021-10-10 22:42:17 |
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(比較的軽い傷の箇所もまだ癒えていない生傷の箇所も、タオルで血や脂などの汚れを拭きとったときの反応は返ってこず。それは感情をなくしてしまった故になのか、それとも痛みに慣れきってしまった故になのか。見ている自分でさえ染みる痛みが想像できてしまうほどの痛みなのに当の本人はただ呼吸が浅くなっただけで、たとえ相手の苦しむ反応が薄かろうと長い負担をかけてしまわないようにと手やつま先の隅々まで手早く洗体をして。趣味の悪いピアスを慎重に外して耳も血や膿をやさしく拭き取り、最後に埃だらけの乱雑に伸びた髪を泡立てた薬液で洗い流せばようやく体全体の洗体が終わり、湯を張った桶も汚れを拭きとったタオルを幾度も洗い流したおかげですっかり濁っており。汚れを落とした相手の体は色素の薄い白い肌が姿を見せるが、逆にその白い肌が痛々しい傷を鮮明に浮かび上がらせていて、濁った桶も、その傷も、それらを見れば相手がどれだけ非人道的な扱いを受けていたのかがいやでもわからされてしまって。)
(洗体が終われば相手の水びたしの体を傷に響かないようやさしく拭き上げて。大事なところを隠すように体をタオルを被せ、先ほどと同じように抱き上げて次に連れてきたのは診療所の休憩室。部屋にあるベッドに相手を寝かせれば消毒液とガーゼを用意し、綺麗になった傷を今度はそれらで消毒していくようで。今度は先ほどの洗体より少し染みてしまうだろう。タオルで拭き始めた時と同じように、最初は恐る恐る消毒液をしみこませたガーゼで相手の傷をちょんちょんとつついてみて。)
(/いえいえ、大丈夫ですよ。エルミア様本体様の都合を優先なさってください。
わかりました。大きな流れはそのようにしていきたいと思います。
了解しました。また、そのような表現をするような流れになってしまった時にはすぐに相談します。
なるほど…エルミア様には申し訳ないですが、薬の禁断症状というのはとても面白そうです。確かに一年後にくる毒というのは不自然ですので、そちらか一般的な熱にしたいと思います。
積極的に意見を考え、提案してくださってありがとうございます!少し進行を駆け足気味にしてしまってますが大丈夫でしょうか?)
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