学長 2021-09-15 19:18:57 |
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>アレックス氏
…タイムリミットはせいぜい、5分か。
(今日こそ、今日こそだ。今日こそ凛々しきあいつを我が部に誘いたい。その決意のもと、脚を運ぶ。しかし時間がない以上、歩みを早めた。窓からの夕に照らされた廊下を早歩き。時間がない。階段を駆け上がる。時間がない! 階段を飛び降りた所で、ついに対面。)
…アレックス、だったな。オレはこの日を待っていた。…大好きだ。
(つい気持ちだけ先走ってしまった。これから我が部への参加を嘆願しようと思っていたが。しかし、そんな我が魂を擁護したい。
クラスの上級国民たるアレックス。対して、クラスで根暗として”あえて目立たぬよう”徹する己が立場。だが今、その光と闇が互いに向き合っている。こういうシチュエーション、大好きだ。
夕色の放課後回廊、世界にひどく睨まれるであろうこの瞬間に、唾を一飲みした。)
急で悪い、お前の力が必要だ。
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