学長 2021-09-15 19:18:57 |
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(白銀が嫌だの、目や髪が嫌いだの、名前で呼称せよだの、やたら注文の多いヤツだ。さらに現在、彼独自の魔法論を説き始めた模様。いわく、魔法量の多いヤツは化け物だと言う。だから、ムカついた。)
あぁ…?何言ってんだお前。魔力に欠乏したお前なら分かるだろ?魔力がア・プリオリに少ないってだけで、どれだけこの世界から見放されるか。
( 家族、お金、容姿、知性、地位、そして魔力。そうした要素で、とりわけ魔力で人の価値が決められるのが今の序列世界。そして、この世界の全ては忌々しき神々が創り出したというわけだ…。
そんな思いは生まれてからどれほど重ねに重ねた習慣か、思わず忘れていた。今の自分には『闇の力』が眠っていることを。「くくく…」口角緩め、さっそくこの力を謳歌せんと、足を止めた。)
見せてやる。魔法に愛されし者が、化け物ではなく、救世主であるということをなァァ…!
(寮の廊下にて。天井へ手をかかげ、頭の中で魔法式を…いや、魔法式なんか必要ない。さっき防護魔法を式なしで展開できたように、心の中で強く強く願う。この腐りきった世界が平等になりますように。)
寮内すべての持たざる者へ… 我が魔力をプレゼントしてやる。富の再分配だ。国家がやらないからオレがやる!はぁぁぁぁぁ!『エターナル・ファランクス』!!
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