トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
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マレウス)僕も会わなかったとなると、マズイな。
マレウスは、そう言った。すると、寮の外から大人数の足音が聞こえた。
マレウス)やはり来たか。
マレウスは、ため息をついた。そして、扉を乱暴に開けられると怒りをあらわにした、他寮の者がいた。オクタヴィネル寮の者達だ。アズールも不満そうな顔をしている。
アズール)マレウスさん、今直ぐにお会いしたい方がいます。
マレウス)おや、誰だ。
その時、談話室の部屋の扉が開き、キルティが入ってきた。
キルティ)あ、皆帰って来てたんだ。
アズール)キルティさん・・・!
アズールがそういった途端、オクタヴィネル寮の1人がキルティを壁に叩きつけ、そのまま首を絞め上げた。
キルティ)ぐっ!かはっ!
フロイド:あ、小エビちゃん!(フロイドは気が変わって麗奈に近づき)
リリア:フロイド、いかんぞ
シルバー:キルティ様!?(モブを引き剥がし)
麗奈:うわー! なんかカオス!?
モブ)お前!約束すっぽかしただろ!俺等、モストロ・ラウンジの開店時間、ギリギリまで待ってたんだぞ。
モブはキルティの首を絞めながら言った。キルティは、手をどけようとしたが、寝起きで、体力もそこまで回復していないキルティには、そこまでの力は出なかった。
キルティ)あぐっ!
モブ)おら!言い訳あんのか?言ってみろよ!
モブは、更に首を絞めた。
キルティ)いぎっ!ガハッ!ヴぇぇ・・・(今日、呼吸しにくくなるの、何回目)←3回目
キルティは、苦しそうに呻き声を出していた。
シルバー:おいやめろ! キルティ様はまだ病み上がりだ!(モブの顔を掴んで引き剥がし)
ジェイド:みなさん、落ち着いて!
フロイド:小エビちゃ~ん、バイトに来て~
麗奈:近いうちに行きますからっ
モブ)おいっ!離せ!
ドサッ
キルティ)ゲホゲホッ!
キルティは、首を開放されて咳き込んだ。
アズール)全員、静かにしてください!
アズールがそう言うと、辺りがしんと静まり返った。そして、アズールはキルティに近づき
アズール)キルティさん、今日どうしてローラーブレードの講師をしなかったのか、教えてください。
キルティ)えっと・・・昨日、夜更・・・ハァハァ・・・かし・・・しちゃ・・・って・・・寝不・・・ハァハァ・・・足・・・
キルティは、さっき首を絞められたことがかなりダメージになったようで、アズールはあまり聞き取れなかった。
アズール)すみません、別の人に聞きます。
アズールはそう言って、シルバーを見た。
アズール)シルバーさん、キルティさんが病み上がりとはどういうことでしょう?
シルバー:キルティ様は疲労が溜まっていて、今日は休ませたんだ。伝えるのを忘れて悪かった
ジェイド:おや、キルティさんは今日はおやすみでしたか
マレウス)朝から顔色も悪く、足元も覚束なかったからな。クマもあった。皆に、アズールに会ったら、今日はキルティが講師が出来ないことを伝えるよう言ったのだが、運悪く皆会わなかったのか。
マレウスは、少し目を伏せた。すると、キルティは少しずつ呼吸が整い、マレウスにこう言った。
キルティ)だからって、朝も昼もあんな止め方普通しますか?朝は、魔法の掛かったキャンディ無理矢理食べさせて、昼間は気絶するまで締め上げられて・・・下手したら骨折れてますよ。無茶苦茶痛かったんですから。
キルティ)護衛じゃない、側近だ。
キルティはきっぱりと言った。するとアズールは
アズール)事情は分かりました。今回はキルティさんに非はありません。今後は僕から聞くようにします。なので、キルティさんも自分を責めないでください。
キルティ)ありがとう。ちなみにこれ、渡しておくよ。
キルティは、同じタイトルの本を数冊アズールに渡した。
アズール)これは・・・?
キルティ)1人でも出来るローラーブレードの乗りこなし方が書いてある。今日動くのが厳しかったら、ここに書いてあること教えようと思ってたから。私だって不測の事態にちゃんと備えてるんだから。これも同じく1週間書いてあること練習すれば、人並みに乗りこなせると思うよ。運動神経の良さも、関係すると思うけどね。フロイドみたいにさ。
キルティはフロイドを見ながら言った。
キルティ)私から見ても、フロイドはとても筋が良かった。彼なら、5日・・・いや、3日で出来るかもね。
キルティは笑った。
アズール)確かに、あいつなら可能かもしれない。
フロイド:えへへ、頑張るね~
麗奈:そうだわ、アズール先輩。これを渡しておきます(レシピの資料)
ジェイド:おや、これは…海をテーマにしたアフタヌーンティーじゃないですか?
フロイド:こっちはハートにトランプ、ハーツラビュルみたいだね
アズール)わざわざ考えてくださってありがとうございます。次のバイトの給料は弾ませていただきますね。これはデザートのメニューに採用しましょう。ジェイド、フロイド、帰ったら早速材料を発注しますよ。では、失礼します。
アズールは、全員を連れて、ディアソムニア寮を後にした。キルティは、
キルティ)散々な目にあったわ。
と言って、立ち上がった。
マレウス)キルティ、トレイからケーキをもらった。食べるか?
キルティ)はい、是非。
マレウス)分かった。シルバー、セベク、お茶の準備を頼む。
セベク)はい、若様。
フロイド:小エビちゃん、ありがとうね~
ジェイド:キルティさんも、ゆっくりお休みください。では
シルバー:はい(ケーキを準備して)
セベク)紅茶の準備が出来ました。
セベクが紅茶のセットを台に乗せて持ってきた。
キルティ)色々あるね。
マレウス)クローバーに頼んだら、いくつかくれたのだ。キルティはこういうのが好きだろう?
マレウス)ミステリーショップで買うよりはトレイの菓子のほうが喜ぶと喜ぶと思ったからな。
マレウスは、チーズケーキを手に取ると、フォークで切ると、刺してキルティに
マレウス)ほら、食べさせてやるから、口を開けろ。
と、優しくも妖艶な瞳でキルティを見つめた。キルティは思わず見惚れそうになったが、言われた通り、口を開けた。そして、チーズケーキを食べる。
キルティ)美味しいです。
マレウス)そうか、まぁ、無理矢理キャンデイを食べさせるように、シルバーに指示したのも、体の力が抜けるよう、魔法を掛けたのも、寮から出ないよう影を用意したのも、この僕だからな。お詫びと思ってくれ。
キルティ)笑顔で言うと、全く悪いと思ってないように見えるんですが・・・?本当に申し訳ないと思ってます?
マレウス)いや、全く。
マレウスは、ちっとも悪びれもせず言った。
キルティ)ま、まぁ、(大半、暴れたせいで)疲れてるので、食べさせてもらえるのはありがたいので、いただきます。
キルティはそう言って、マレウスにケーキを食べさせてもらった。
キルティ)ありがとう、シルバー。明日は行く気でいるから、心配しないで。
キルティは、笑った。しかし、マレウスが
マレウス)明日も今日みたいに顔色が悪く、フラついて、足元が覚束なかったら、問答無用で休ませるからな。
マレウスは、不敵に笑った。
キルティ)は、はい・・・
キルティは、そう言って、食べさせてもらっていた。
キルティ)あんな乱暴しないなら、私だって大人しく寮で休みますよ。
キルティは、ため息をついて言った。しかし
マレウス)今朝、はぐらかして無理に学校に言ったのはどの寮生だろうなぁ?
と言うと
キルティ)えっと・・・誰でしたっけ?
キルティは目をそらした。するとマレウスがものすごい形相でキルティを見た。
マレウス)僕に嘘が通用すると思ってるのか?
その顔に、思わずそこにいたセベク達は息を飲んだ。
キルティ)うおっ!
マレウス)安心しろ、側近のしつけだ。
マレウスは笑った。マレウスが本気で怒った場合は、遠くで雷がゴロゴロなったり落ちたりする。現在空は何ともない。綺麗な星空だ。
マレウス)キルティは、まだ食べたいか?
キルティ)いえ、残りはまた明日食べます。なので、大丈夫です。
キルティは笑った。マレウスはキルティの顔色を見て
マレウス)確かに、朝よりかは良くなっているな。
と言った。そして
マレウス)僕達も部屋に戻ろう。
マレウスはそう言って、談話室を後にし、キルティもそれに続いた。
セベク)おやすみなさい。
マレウス)皆、おやすみ。
キルティ)おやすみなさい。
全員、部屋に戻った。
キルティ)今日も外に出たいけど、マレウス様が、既に魔法を解いているとも思えない。今日は大人しく寝るか。
キルティは、溜息をついてベッドに入ると、直ぐに眠りについた。
マレウス)心配するな。僕だってマスターシェフをしている。それに、キルティから、1番美味しいココアの淹れ方を教わったんだ。今まで、教えてくれなかったのだが、突然教えると言い出してな。メモも、ちゃんとあるから心配するな。
マレウスは麗奈の手を引きながら言った。
マレウスは麗奈を連れて、厨房に向かった。そして、キルティのココアのレシピを見ると、殆どは魔法で済ませ、簡単な所だけ手を使った。そして、麗奈に手渡す。
マレウス)火傷しなかっただろう?
マレウスは、得意気に言った。
マレウス)キルティの両親が考えたココアだからな。眠れない日はこれを飲むらしい。
マレウスも一口飲んだ。
マレウス)優しい味だ。
マレウス)眠くなってきたか。少し待っててくれるか?
マレウスは麗奈からマグカップを受け取ると、直ぐに洗い片付けた。そして
マレウス)人の子、僕を見てくれるか?
マレウスは麗奈を抱きかかえ、自分の部屋に連れて行った。そして、ベッドに寝かせる。頭を撫でながら
マレウス)人の子、必ずお前を僕の姫にする。ずっと僕だけの物だ。
マレウスは、そう言って自分も寝巻きに着替えるとベッドに潜り
マレウス)おやすみ、人の子。
と、優しく麗奈に言い、目を閉じた。
マレウス)昨日、僕とココアを飲んだろう?洗っている間に椅子に座って、バランスを上手く保って寝ていたぞ。思わず器用だなと言ってしまったくらいだ。(嘘)
マレウスは、フッと笑った。
マレウス)ああ、また後で。
マレウスは、そう言って魔法で扉を開けた。
その頃セベクは、既に支度を済ませ、シルバーを起こしに行くところだった。
セベク)全く目覚ましぐらいかけたらどうなんだ。
セベクはそう言いながらシルバーの部屋のドアをノックした。
セベク)シルバー、朝だぞ!
同時刻、キルティは
キルティ)う~・・・
まだ疲れが残っていて、中々起きれずにいた。
キルティ)(今日こそは、学校行かないと。でも、ここにいても、呼びに来るし・・・全て魔法で済ませて、外に出よう)
キルティは身支度を魔法で済ませ、そのまま移動魔法を使い、学校の中庭に着いた。
キルティ)よし、教室向かおうっと。
キルティは少しフラついていたが、昨日ほどではなかった。
セベク)シルバー?どうした!
セベクは妙な声が聞こえて扉を開けた。そして、シルバーに駆け寄る。
セベク)シルバー、何かあったのか?
セベク)全く貴様は・・・とにかく冷やすぞ。
セベクは、そう言ってシルバーに肩を貸して厨房へ連れていき、氷を袋に入れるとシルバーに渡した。
セベク)これで冷やしておけ。
セベク)貴様を起こしてから、向かう所だった。だが、貴様は今冷やすので手は使えないだろう。僕が朝食を作るから、貴様が若様を起こしに行ってくれ!
中の人)青森で震度4の地震が日中あったんだって、津波も出てたから、地震も起こってると思った。
マレウス)シルバー、今出る。
マレウスは、そう言って部屋を出た。そして、シルバーが氷を頭に充ててるのを見て
マレウス)熱でもあるのか?
と、聞いた。
マレウス)これくらいなら・・・
マレウスは、魔法でシルバーの傷を治した。
マレウス)治ったぞ。
マレウスはシルバーに微笑んだ。
セベク)シルバー、遅いな。まさかまた寝てるんじゃ・・・
マレウス)皆、おはよう。
マレウスは、セベク達に声をかけた。後ろにシルバーもいる。
セベク)若様、おはようございます。シルバー、道中、寝ていないだろうな。
シルバー:そんな器用なことするか。確かにさっきはまだ完全に目が覚めてなくてぶつかったが…
麗奈:おはようございます。アールグレイの紅茶が入ってます
セベク)そう言いながら、前は紅茶を入れながら眠っていたではないか?というか、さっきよりも腫れが引いているように見えるんだが?
セベクはおでこを見て言った。確かに冷やしたが、腫れがすぐに引くとは考えにくいのだ。
マレウス)ありがとう、人の子。キルティは今日も休んでいるのかもしれないな。
その頃
キルティ)何とか抜けられた。マレウス様が朝まで、あの魔法かけてなくて助かったよ。
キルティは、少しフラつきながら温室を歩いていた。
キルティ)(レオナや獣人以外もここで、寝る人結構いるんだよなぁ。私もちょっと眠らせてもらおう)
キルティは人一人寝転がれるスペースを見つけ、そこに横になると、目を閉じ、眠りについた。
マレウス)真夜中の紅茶か・・・いい響きだな。
マレウスがそう言うと、外で鳥が鳴いた。
マレウス)今は朝だが・・・
と、マレウスはフフッと笑った。
マレウス)行く前にキルティに声だけは掛けて行こう。心配させるのは悪いからな。
セベク)そうですね。この様子だと、きっと今日も休むと思います。
マレウス達はそう言っていたが、キルティは既に寮にいない。とっくに学校にいるのだ。今は温室で眠っていた。未だに少し顔色が悪かった。しかし、ぱっと見では分からない。
キルティ)すぅすぅ
マレウス達は、朝食を食べ終え、キルティの部屋に向かった。声を掛けても返事が無いので、部屋の扉を開けると、既にキルティはいなかったのだ。だから、リリアとシルバーは驚いていたのだ。
マレウス)夜中に影を解除したのは間違いだったな。
マレウスも目を伏せて言った。
セベク)キルティ様、最近学校に行くことに必死になっているように見えます。
セベクは、キルティの最近の様子を思い出しながら言った。
セベク)(シルバーの言っていた人間に取り憑いたゴーストが関連しているのかもしれない。だけど、聞こうとすれば、はぐらかす。聞き出すユニーク魔法を使うことが出来る者には、自然体を装いながらも構えるかもしれない。隙をつくことが出来ればいいが、あのキルティ様が隙を作るとも思えない)
セベクは1人で考えを巡らせていた。
マレウス)もう一度、シルバーを向かわせてもいいが、余計に警戒するだろうし、だからと言って、無茶をさせるわけにもいかない・・・
マレウスは方法が思いつかずにいた。
その頃、温室で休んでいるキルティの近くにサバナクロー寮生が現れた。
モブ)あいつ、こんな所で休むなんて珍しい・・・
サバナクロー寮生はキルティを見つけて、少し驚いていた。
モブ)(つか、前から思ってたけど、美形だよなぁ。まつ毛なげーし、肌も綺麗で・・・妖精族って皆そうなのか?)
サバナクロー寮生は、少し見惚れていた。
キルティ)ん~
キルティは、鼻をつかれて嫌だったのか寝返りをうつと同時に顔を背け、そして寝言で
キルティ)エクレア・・・
と、言ってしまった。キルティの昔からの癖だ。寝言が、甘いお菓子ばかりなのだ。
モブ)何言ってんだ、こいつ?
モブは急な寝言に首を傾げた。
キルティ)すぅすぅ
キルティはレオナ達がいる事に全く気付かず眠っている。
モブ)気付きませんね。気配とか感じたら気付きそうなもんなのに。寮長がちょっかい出しても起きませんでしたし。
モブ)こいつ、こんなに寝るやつだったか?あのシルバーってやつの方が寝てるイメージあるんだが・・・
キルティは急に呼吸がしづらくなり
キルティ)ん、うぅ~~~
キルティは少し呻き薄く目を開けるとレオナが目に入った。キルティは驚き
キルティ)へあっ!
と、飛び起きた。
キルティ)レオナ以外も、ここでたまに眠ってる者がいるから、自分も試してみたんだよ。気温なども魔法で調節されてるから、随分寝心地が良かったよ。皆が眠ってしまうのも頷ける。あと、そんな珍しいか?
モブ)いやだって、寝てる所なんてそうそう見ねぇし。
キルティ)お前、妖精が眠らない存在だとでも思ってるの?普通に寝るぞ。
キルティ)心配はいらない。優秀な護衛がそばにいてくれている。
キルティはそう言った。そして、それは当たっている。現在、マレウス達はセベク達と一緒にキルティを探している。先ほどから、セベクの声が聞こえてきて、その声は少しずつ大きくなっているのだ。つまり、近づいてきているということだ。
キルティ)ここにいると、見つかるから、失礼するよ。また、授業のときにね。
キルティはそう言って、その場を走り去った。しかし、まだ少し足は覚束なかった。
モブ)なぁ、あの先輩さ、今足覚束なかったように見えなかったか?
モブ)だよな。寝起きでもあそこまでフラフラしねぇし、不自然っぽかった。
ルチウス:オ゛ア(またな~と尻尾を振ってトレインのところにいき)
デュース:おはよう、麗奈
麗奈:おはよう~。朝からトレイン先生の授業、退屈だね~
キルティは朝から錬金術で、白衣に着替え始めた。
キルティ)今日は、リドルとジェイドのクラスと合同か。
キルティはクラスを見て呟き、安全メガネを 着けると教室に入った。
エース)してもいいけど、補習になるぞ。部活動行けなくなんぞ。
エースは、アドバイスした。しかし、補習が、嫌なのか顔が嫌そうな顔をしていた。
ケイト)おはよー、キルティちゃん。回復したんだね。
キルティ)おはよう、心配かけたね。
キルティはケイトに手を振って言った。
ルチウス:オ゛ア
麗奈:あ、ルチウス、おはよう
トレイン:授業を始める、教科書を開きなさい
イデア:はぁ、朝からバルガス氏の体育育成ツラ…
ケイト)でも、集中してたら、話しかけないでって言って、成功させてるよね。(ゲームでイデアのSRの実験着ボイスがそうだった)
キルティ)確かに、流石は天才だな。
キルティ)相変わらずだなぁ。そんなことしてたら、人の子とオルトが、もっと仲良くなってお前に付き合わなくなるかもしれないよ。
キルティは、ニヤッと笑った。
イデア:キルティ氏、ああいうのは秒殺なの。例え並んだとしても売り切れるのが関の山。だからネット使って秒で手に入れた方が早い
ルチウス:オ゛ア…(早速麗奈の膝にすわって)
麗奈:…(ルチウスが見てるから落書きできない)
キルティ)なるほど。じゃあ、人の子が一緒に外に出かけたいと言った時はどうする?
キルティはニヤニヤしながら聞いた。
エース)(ルチウス、懐いてるんじゃなくて、最近麗奈のサボりが目に余るから、監視してんじゃ・・・)
エースは、ルチウスを見ながら思った。
イデア:代わりにオルトを連れていかせるよ
ルチウス:オ゛アァァ~
麗奈:何? 撫でろって?(顔撫でて)
ルチウス:ゴロゴロ
キルティ)ないと思うけど、人の子がゲームが売ってるところや、ゲームセンターに行こうと言ってきたら?
キルティは、イデアの好きそうな物をチョイスして、質問した。
エース)おかげで、集中出来るからいいけど。
イデア:麗奈がゲーセン? まあ、好きそうではある。拙者もゲーセンは好きだから、麗奈氏が行くなら、全力で
麗奈:(落書きして)
ルチウス:…zzz
キルティ)好きなものなら、外に出るんだな。
キルティは、フッと笑った。
ケイト)まぁ、けーくんもマジカメ映えする所は行くよ。
イデア:そういや、ちまたではアフタヌーンティーが流行ってるみたいだね。その月限定のスイーツやらなんやらで女子ウケ間違いなしとか
ケイト)そういう場所には、トレイ君連れてって、写真撮った後はスイーツ食べて貰ってるよ。俺、甘い物食えないから。
ケイトは、呑気にそう答えた。
キルティ)甘さが控えめなものは食べれるんだっけ?前に、軽音部を見かけた時、普通に菓子を食べてる所を見たんだ。ケイトが甘さ控えめだから、俺でも食べれるーって言ってた。
キルティは、ケイトを少し真似て言った。意外と似ている。
キルティ)なぜ、コスプレしない?あんなにもコレクションを集めているのなら、コスプレの一つや二つ持っていても不思議ではないのに。
キルティ)そうだな。将来魔女みたいな家に住んで、薬品などを作る生活を送りたいと言っていたから、魔女になりたいんじゃないのか?あと、話を逸らしたつもりか?私はイデアに何故コスプレしないのか聞いているんだ。
キルティはきっぱり言った。
キルティ)そうか?・・・
キルティがそう言うと、
ドッカーン
錬金術に失敗したモブ寮生が爆発を起こした。
クルーウェル)バッドボーイ!
クルーウェルは、怒って、生徒の方へ向かった。キルティはその様子を見て
キルティ)これが、ジャミルのドッカーン?(違います)
と、勘違いしていた。
ケイト)イデアくん、キルティちゃん勘違いしてるだけだよ。ほら、ジャミルくんのあの爆発みたいな魔法あるでしょ?それと実験失敗の爆発を間違えてるんだよ。どっかズレてるよね。
キルティは、爆発後の様子を見て
キルティ)ようやく理解出来たよ
と、満足していた。しかし、その理解は間違っている。
ケイト)俺も提出しようっと。
ケイトもレポートを書き終わり、提出しに行った。キルティは当然、すでに終わっている。
キルティ)片付けに入るか。
キルティ)大丈夫だ。落としそうになっても・・・
キルティはそう言って、空になった瓶から手を離した。そして、直ぐに魔法を使うと瓶は中を浮き、
キルティ)こうすれば問題ない。複数であろうとそれは変わらない。
キルティは、そう言って、瓶をテーブルに置いた。
キルティ)さて、昼だが・・・
キルティは、気が進まなかった。食堂に行けば、必ずマレウス達に会うと思ったからだ。
キルティ)(ミステリーショップで買うか。でも、道中や、ミステリーショップで鉢合わせしたくないから、いないのを確認してから買おう・・・)
キルティはそう思い、白衣と安全メガネを外し始めた。
麗奈:はぁ、終わった~
ルチウス:オ゛アァァァァ…(なかなか降りない)
トレイン:ルチウス、帰るよ(麗奈の膝から抱っこして)
デュース:制服、毛だらけだな
エース)トレイン先生、これミステリーショップに売ってるんですか?
エースは、トレインに聞いた。
キルティは、人目を避けてミステリーショップに向かっていた。なので、人通りの少ない道を選んで通った。
キルティ)(この道は、本当に人通りが少ないな。ここを通れば、ミステリーショップに着くぞ)
キルティはそう思い、薄暗い道を通ると、ミステリーショップにすぐ着いた。
キルティ)サムさん、こんにちは。
エース)じゃあ、麓の街行かないと、手に入んねぇんだ。
エースは、ブラシを見ながら言った。
キルティ)今日は、ここで買おうと思ってね。
キルティはそう言って、食べる物を探した。
キルティ)フルーツサンドと、オレンジジュース、あと、小分けのドーナツ1個食べよう。よし、これちょうだい!
ルチウス:…オ゛ア…(腹減った)
トレイン:ああ、すまないね。では、また次の授業で
麗奈:はーい
デュース:麗奈、ノートに落書きしていたな?
麗奈:えー?なんの話?(すっとぼけ)
サム:オーケー(ドーナツやジュースを渡して)
麗奈:し、してた…
デュース:先生に見つかったら怒られるぞ
麗奈:ルチウスで丸め込める
デュース:どうやって? 丸め込むというよりか、買収でもするのか?
サム:気をつけて持っていってね
エース)つか、ルチウスがただで麗奈を助けるか?気に入ってるから、そばにいるだけだし。
エースは、頭を掻いて言った。
キルティ)ありがとう。
キルティは、買った袋を持って、移動魔法で木の上にのった。
キルティ)この木、いい具合に全部隠れるから、存外見つからないんだよね。多分、セベク達は今も探してるだろうし、昼休みはここに隠れさせてもらおう。
キルティは、そう言って昼食を食べ始めた。
その頃、セベク達は
セベク)キルティ様ー、どこにおられますかー!
案の定、キルティを探していた。昼食はジャンボメンチカツサンドにして、少しずつ食べながら探している。マレウスは食堂で食べていたが、いつもなら、ゆっくり食べるがキルティを心配してるのかさっさと食べ終え、こちらも探していた。
マレウス)朝から姿が見えない。
マレウスは、キョロキョロ辺りを探していた。
エース)まぁ、バレなかったら、いいんじゃね。でも、ちゃんと聞いといた方がいいぞ。麗奈は俺らと違って、ここのこと、あまり知らねぇんだし、知っといた方が得だぜ。
エース)いや、移動魔法使ったんだろ。俺らは食堂で食ってようぜ。昼休みなくなったらまずいし。
エースは、麗奈にそう言った。
マレウスはミステリーショップのサムに声をかけた。
マレウス)キルティを見ていないか?
エース)なら、今回はラッキーかな。
エースは、ホッとした。
マレウス)そうか。
マレウスは、そう言ってミステリーショップを後にして、またキルティを探し始めた。その頃、キルティは昼食を食べ終えたが、木の上で身を隠していた。
エース)俺も。
エース達は運動着に着替える為に準備しだした。
マレウス)そろそろ昼休みが終わるな。仕方ない・・・放課後探すか。
マレウスは、1度探すのをやめ、午後の授業に向かった。同時刻セベクもキルティを探していたが、結局見つからず、諦めて授業へと向かった。その様子を木の上から眺めていたキルティは
キルティ)全員行ったっぽいな。私も行くか次は魔法史だったな。
キルティは木から降りて、自分も授業へと向かった。
ケイト)あれ、キルティちゃん。昼休み、いなかったけど、どうしたの?
キルティ)好きな場所で昼食取ってただけだ。
ケイト)そうなの?マレウス君たちが、ずっと探してたよ。
キルティ)そうか。まぁ、隠れてるからな。
キルティは困った顔を浮かべた。
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