トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
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キルティ)やっと・・・やぁっと終わったよ~。
キルティは、ものすごく疲れた顔をしていた。
キルティ)(何とかノートもとったし、話も聞いた。でも、本当にきつかった。今すぐ、寝たいけど、その前に寮に戻らないと・・・)
キルティは、そんな事を考えていたが、眠気MAX状態では、あまり難しい事は考えられなかった。
ケイト)キルティちゃん、ちょっといいかな?
キルティ)ケイト・・・今はちょっと・・・
ケイト)おやすみ
ケイトはキルティに睡眠魔法をかけた。
キルティ)ほえ?
キルティはそのままケイトに倒れ込むように眠った。
ケイト)取り敢えず、俺の部屋で寝かせるね。
ケイトはキルティを姫抱っこし、寮に帰っていった。
ケイト)トレイくん、おつおつ~。キルティちゃん、眠気が限界だったみたいだから、俺の部屋で一眠りさせてくるよ。
ケイトは、にっこり笑ってトレイに話した。
ケイト)うん。キルティちゃん、すごくうつらうつらしてた。
ケイトは、困った笑顔で言った。キルティは、気持ちよさそうに眠っていて、寝言で
キルティ)プリン・・・シュークリーム・・・
と言っていた。ケイトは、笑わないように、プルプルしてたが顔が赤かった。そして小さい声で
ケイト)何だよ、今の寝言。可愛すぎかよ。
と、言った。
ケイト)トレイくん、ナイス。取り敢えず、寝かせてくる。
ケイトはキルティを自分の部屋に寝かせに言った。寝かせると、マレウスにメールで、キルティが眠そうにしていたから、一眠りさせてから、帰らせることを伝えた。
ケイト)送信っと。それじゃあ、キルティちゃん。ゆっくりしていってね。
ケイトはそう言って、部屋を出て行った。
マレウス)なるほど、キルティは一眠りしてるのか。
マレウスは、セベクにメールのやり方を教えてもらいながら、ケイトが送ったメールを見ていた。
セベク)キルティ様、体調でも悪かったのでしょうか?
マレウス)いや、眠かっただけだと思うぞ。トレインの勉強は僕もたまに眠くなる時がある。
マレウス)シルバー、キルティならケイトの部屋で今寝ている。授業中、寝るのを必死に堪えていたようだ。終わった途端、限界を超えたのだろう。
マレウスは、シルバーにそう話した。
その頃のキルティは
キルティ)エクレア・・・
スイーツの寝言を言っては熟睡していた。
マレウス)人の子、お帰り。
マレウスは麗奈が帰ってきたのを笑顔で出迎えた。(しかし不敵な笑みである)
ケイト)キルティちゃん、まだ寝言言ってるのかな?
ケイトはトレイにそんな事を話していた。そして、当の本人は
キルティ)ティラミス・・・パフェ・・・すやぁ・・・
しっかり言っていた。
麗奈:明日は何着ていこうかな(そんな不敵な笑みに気づかずにレオナとのお出かけでどこに行こうか考えていて)
トレイ:夢なら何やってもいいからな(シュークリームを持っていき)
マレウス)人の子は明日キングスカラーと出掛けるのか。
マレウスは麗奈の声を聞いて、ため息をついた。前からレオナと出掛けることは聞いていたが、心配なのだ。
ケイト)何やってもって・・・例えば?
マレウス)ああ、行ってほしくない。
マレウスは、ムスッと拗ねた顔で言った。何故なら、ここ最近、休みの日は出掛けてばかりであまり、一緒に居られないのだ。流石に寂しいのだろう。
ケイト)トレイくんも考えることが凄い時あるよね。
ケイトは、軽く引いていた。
麗奈:で、でももう行くって言っちゃったし、そのあとはマレウス様とたくさん楽しみましょう? ね?
トレイ:俺たちはヴィランだぞ?
マレウスは玉座に座って、小さく歌を歌っていた。
マレウス)~~~♪(皆を眠らせてる時に歌っている歌)
ケイト)えっ!じゃあお菓子食べてないの!絶好のチャンスなのに。
マレウス)人の子が、明日キングスカラーと遊んだあと、僕と過ごしてくれるそうだ。
マレウスは、フフッと笑いながら言った。
ケイト)掛けてそうで掛けてなさそうだもんね。まぁ、負担にならないようにはしてるんだよね。
ケイトは、トレイにそう聞いた。
マレウス)それは、人の子に任せる。今から楽しみだ。
マレウスはワクワクしていた。
ケイト)確かにそうだね~
ケイトがそう言ってると、部屋についた。
ケイト)キルティちゃん、まだ寝てるかもしれないし、そっと入ろうか。
ケイトはそっと扉を開けた。
キルティ)シュークリーム!
キルティは目を輝かせた。
キルティ)シュークリーム好きなんだ。でも、いつもケーキとかなのに、珍しいね。
キルティはそれを聞いて顔が真っ赤になった。
キルティ)それ、昔の癖だよ。
キルティは、真っ赤な顔を見せたくないのか顔を覆った。
キルティ)ありがとう、いただくよ。そうだ、紅茶も頂けるか?出来ればアッサムの茶葉でミルクティー。時間的にハートの女王の法律に反していないはず・・・あまり詳しくはないけどね。
キルティは、トレイにお願いした。
キルティ)ありがとう、シュークリームにこの茶葉凄く合うんだ。この茶葉はミルクティーの色が一番綺麗だしね。
キルティは、紅茶を一口飲んでそう言った。
キルティ)いつも何でもない日のパーティーで出してる茶葉は何なの?
キルティ)確かに、菓子によって、合う茶葉は変わるな。実は飲んでみたい茶葉があるんだ。
キルティは、そう言うとシュークリームを齧った。
キルティ)ああ、簡単に手に入る茶葉ではない。しかし、とても美味しいらしい。出会えたら、それは運命かもと言われる最高の茶葉だ。知っているか?
キルティはトレイに聞いた。
キルティ)その茶葉の名はキッシムだ。珍しく、なかなか手に入らない運命の茶葉と言われている。私も見たことないし、飲んだこともない。運命が導いてくれるのであれば、飲んでみたいと思っているよ。
キルティはふぅっとため息をついた。
中の人)これ本当だよ。ちなみにアッサムもミルクティーが一番美味しい。色もいいからね。
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