セイチャットファンさん 2021-08-12 18:09:13 |
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>櫻蘭
んんー。業界用語というものは、伝わりにくいのが難点ですねい
(今回は問題なく通じたが、たしかに、他の仲間や他人には伝わらないこともあるだろう。一部の世界でのみ使われている言葉というのは、その界隈の性質を色濃く反映していて面白いものだ。ニッチな世界故に惹かれるのだが、同じ理由で扱いづらいのが悩みどころ。口元に袖を寄せて、悩ましげに唸って)
>博雅
おおっ、きっとそれですよう。
何、朽縄も神の端くれですからねい
(少し突っ込んだ話を聞くと、特殊も特殊、神や妖と縁が深い家の出らしい。しかもそれが過去の話ではなく、現在に至るまで連綿と受け継がれているとなれば、妖祓いには一家言ある血筋なのだろう。朽縄自身の目に狂いがあったわけではなさそうだ。十二天将の中でも目ざとさには自信のある朽縄だが、そうでなくても神というのは常人を凌ぐところがあるものだ。少しだけ得意げに「勘が鋭いだけですよう」と、ぱちんとウインクを決めて)
>天焔玉
確かに。こんな風にいつもと違うのも楽しいですねい
(朽縄も天焔玉の真似をするように、ちょんと啄むようにメンチカツを齧る。普段は大口を開けて噛み付くので何でもすぐに無くなってしまうのだが、この食べ方だとカツの体積が一気に増えたように思える。これはこれで気に入ったのだが、本来の気性はごまかせず、ひとくちが小さくなった代わりにすごい勢いで食べ進める。一気に完食したときには、子供の体で揚げ物をふたつも食べたので、早々におなかがいっぱいになってしまった。満足げにお腹を撫でつつ、手品で人々の度肝を抜くのを楽しみに「それなら十二天将みんな集めてお披露目したいですねい」と目を輝かせて)
>月海
おや、……そうだったのですねい
(途中まではだいたい想定ができる内容だったため、特に疑問を持つこともなく頷きつつ聞いていたが、不意に現れた“恋愛“という言葉に相槌が止まる。ほんのり浮かべていた微笑を引っ込め、代わりに目を軽く見開いてぽかんとした表情になっていた。月海といえばどうしても静的で、神らしいともいえるイメージが根付いていたから、惚れた腫れたの事柄に興味があるとは思いもよらなかったのだ。しかしそこは変化の象徴、思考を柔軟に切り替えては「話題の恋愛ドラマとか、紹介しましょうかあ?」と、恋愛関係の娯楽作品を思い浮かべて)
>道満
せっかく生まれ変わったというのに、あんまり変化がありませんねい。やっぱり晴明が嫌いですかあ
(生まれ変わりといえば、人生という括りをも超える大きな変化のはずだが、それによって起こりそうな性格等の変化は見受けられない。それどころか前世と同等の力もありそうだ。それだけ変わりないのなら、今生でもまた我々と敵対することになりそうだ。やかましい、と言われたことに反省する気配もなく、ふわりと道満の顔を覗き込んだりして)
>晴明
そうですかあ? それじゃああんまり寂しいですよう
(そうだなんて綺麗に言い切られてしまった。本当に奴隷と思われているなら、朽縄だって寂しい。でもそんなことはないと分かっているので、これが本心から言われる日はなさそうだ。余裕綽々に、へらへらと笑って言葉を返す。「ではでは、晴明の分まで笑いますよう」なんて、紅い玉がふたつついた髪ゴムをどこからか取り出し、下ろしていた髪をサイドにまとめて晴明とお揃いにする。そのうえで、にこーっと満面の笑みを浮かべて)
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