>茨木童子、蛇毘 ほぉ…、ゆくなら達者での。 (争いともなれば容赦はしないが此の場を去るなら問題ない。 命拾いしたのはさて何方だか、とは思うが余計な争いの種を蒔くと云うものであろう。蛇毘は口にしているが。 ひょいっ、ひょいと身軽に木の枝を飛んで登れば取り敢えず櫻蘭は山から下りるつもりなのか、方角を確認して。)