>茨木童子、蛇毘 ほぅ、無類の酒好き酒呑童子、とな。 (蛇毘の作った盃を賛辞する彼女に、己も其れをちらりと見遣ればそうじゃったそうじゃった、蛇毘はこう云う事をするのも得意じゃった、と内心思い出す。 知識の出所を語られ矢張りそうだったか…、と知識の記憶に相違ない事を確認出来て。)