セイチャットファンさん 2021-08-12 18:09:13 |
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>櫻蘭、蛇毘
ほぅ?瀬戸の焼き物も海幸山幸が霞むほどに美麗であったが…即席にしては良くできておるではないか
(焼き物と言えば瀬戸焼に薩摩焼が記憶に新しい。商人からぶんどったそれを初めて見た時はその筆塗りの紋様や光沢の美しさに目を奪われたものであるが、目の前の物も確かに美しい。無論手間ひまをかけた時間が違うが故に匹敵するとまでは行かぬであろうが、その光沢は日差しに照らされた川面すら思わせる。)
酒呑共めに毎晩毎晩付き合わされた故のぅ…
(酒の知識の出処といえば、酒呑童子やら虎熊童子やらの晩酌に夜な夜などころか朝まで度々付き合わされていたからであろう。当初は鬱陶しかったあの誘いも、今となれば懐かしい。しかしはて、己がこうも酒を嗜むようになったのはいつ頃であったかなどと物思いに耽りながらぐいっと盃を口にして)
>蒼樹
醜い、とな?くっ、ははは!笑わせてくれるなよ犬畜生が。己が欲求に正直である我ら鬼こそがこの世で最も純粋であろうて。醜い、というのは人間共を指すに相応しき言葉ではないか
(鬼に横道はなく、あるのは純粋な個としての力と欲求のみ。その一方人間はどうであろうか。敵を欺き友を嘲り時として神仏にまで石を投げる。己の知る人間とはみな往々にしてそういう者ばかりだ。故にこそこの世で最も清きものであると雄弁に、しかしながらその枠組みに己が入らぬ事も悟っているが故にどこか俯くようにして語り。)
>月海
いや何、気にするでない。儂としたことが物思いに耽りすぎたわ
(敵から出された酒など疑って当然であろう。何せ己らは疑わなかったが故に族滅の危機にまで追い込まれたのだから。それに何より昔のことを何時までも女々しく引き摺るのは行かぬと、皺のよっていた眉間を指で抑えながらそう気さくに言葉を返し。)
>安倍晴明
安倍、晴明か。
(夜の森というものは心地が良い。喧しい人間共の声も響かず、涼しい夜風は森の生命の声を運んでくる。どんちゃん騒ぎした大江山の雰囲気とはこれまた随分と異なるが、これはこれで心地が良い。幼少の頃を思い出しながらうつらうつらと微睡みの中に落ちていれば、鼓膜に響いたのは憎き怨敵の声であり。ばちり、と目を開きながらも夢の中の出来事であろうと再度瞼を落とそうとしたのも束の間、その視界にははっきりと人間の男らしき姿が目に写り。面影があるだけの別人であろうか?否、否である。あの妖混じりの如き妖力も、その鋭き爪を狡猾に隠すかのような佇まいも忘れる訳がなく、忘れられるはずもなく。ただ僅かばかりに残っていた混乱を呼び掛けとして口から漏らして)
(/絡まさせて頂きました!どうぞよろしくお願いします!)
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