セイチャットファンさん 2021-08-12 18:09:13 |
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>櫻蘭
これは櫻蘭、久しぶりですねい。随分とイメチェンして……分からないところでしたよう
(聞こえるのは知らない声、視界に映るのは知らない誰か。しかし朽縄の敏感な第六感が、この人物が何者かを知らせてくれた。記憶の中の姿とは似ても似つかない姿の彼女は、それでも変わらない口調で話しかけてくれたようだ。昔には無かった言葉を操りながら、こちらも椅子から降りて櫻蘭の側へと歩み寄る。新しい姿に興味津々の様子で相手をしげしげと眺め)
>天焔玉
んぐ、また勢いに磨きがかかりましたねい。今は道も走りやすくなったもんでしょう
(あんぐと大口をあけてコロッケに噛みつきながら、なにやら人間とは別の気配と足音に耳をそばだてていたものの、さすがにその勢いには想定が追いついていなかった。舗装されたコンクリートの地面をも削らんとするような豪快なブレーキっぷりに、いくらか驚いた様子で軽く目を見開く。ちいさな嵐のような彼女は、確認するまでもなくいつかの仲間のひとりだった。口内のコロッケを咀嚼しつつ、もごもごと話して)
>月海
おやあ月海。見てのとおりお目目ぱっちり、買い食い中ですよう
(顔を上げてみると、やはり相手はかつての戦友だった。十二天将がひとり、彼女特有の凪いだ海のような落ち着いた声。気の弱い者なら怖気付いてしまうかもしれないが、朽縄にとっては過去に同じ釜の飯を食った仲。千年を経たとてそれは変わらず、手厳しい物言いも慣れたものだ。コロッケを持っていない方の手をチョキにして、ウインク横ピース。昨日会ったばかりのようにのんびりと返事をして)
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