セイチャットファンさん 2021-08-12 18:09:13 |
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>櫻蘭、蛇毘
うむ、存分に飲め飲め!この茨木童子が許すっ!
(否定の言葉を笑いながら聞き流せば、己が山の大将であると言わんばかりにそう述べながら、これまたどこからかくすねてきたであろうおちょこを二つうろの縁へと置く。)
この酒は猿酒と言うてのぅ、こういう人気のないところになまぐさの猿共が果実を溜め込んで、そこに雨水が流れると大層美味い酒になるんじゃよ。大江山でも酒を切らした時によく探したものよ
(同時に指先を爪で切れば、そこから滴る血を変化させて巨体の彼女と比べても大きい盃を一つ作り出す。そこに薄紅色の酒をなみなみと注げば、その水面を揺らしながら、昔の少しばかり懐かしい思い出を思い返しながらそう答えて)
>月海
酒に毒を盛るのなぞ、無粋な人間くらいであろうて…
(幼少の頃は親に棄てられ貧困の身、鬼となっても山暮らしであったために酒や食い物に毒を盛るなど勿体無いことこの上ない。何より、毒酒で討たれかけた己がその意向返しのような事をやってしまっては幾ら己と言えど同胞に向ける面が無い。そんな複雑な怒りのような苛立ちのような感情を棘として吐き捨てる。)
この茨木童子の横で酒を飲めるものなど中々おらぬ故な、誇りに思うが良いぞ
(その驚きの言葉は不思議と悪い気分はしないもので、先程の苛立ちは心の隅に収めればどこか上機嫌そうにそう呟きつつ、ぐいっと手にした酒を飲み)
>蒼樹
それは勿論、我が栄光の武勇伝の踏み台となるためよ
(京の街は今日とて例の赤い雲が立ち込め、人の気配も随分と少なくなってしまった。起きた当初こそ久々の地上としてはしゃいでいたものの、近頃はどうも暇で叶わない。何か面白いことでもないかと瓦屋根の上で寝転び欠伸をしていれば、ふと視界を横切る一つの影。その姿を忘れたことは無い。あの憎き安倍晴明の式神の一人、忌むべき怨敵なのだから。)
しかし起きてそうそうご主人探しとは、飼い犬はいつまでたっても飼い犬よのう……
(風に化けてその背を追いかければ、やはり十二天将が一人、青龍であり。あの頃と変わらぬその姿にやはりあの腐れ外道の陰陽師が生き返ったのだと察すれば、その所在の手がかりを吐かせようと、ついでに過去の鬱憤を晴らすかのように挑発的に声をかけて)
(/絡まさせて頂きます!かなり口の悪いキャラですので、ご不快に思われましたら申し訳ありません!)
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