>71 「おっと。」 セイバーはテムジンに遭遇した。ちょっとだけ驚いていたのは気のせいだろう。 テムジンをじーっと見る。傍から見たら、物凄く不審者見たいな格好であった。 「あんたが敵の…セイバーって奴か。…花緑家の奴らは、子供を使って戦わせるのか?」 身長からしたら、自身とほぼ変わらないのに、よく言えたものである。セイバーは、地雷を踏み抜くのが得意かもしれない。