>61 訓練とは出来るだけ実戦に近い形で行いたいと考えて鶴八島の山の中までやってきた。よく仲間と競っていた鳥撃ちをしようと弓と矢を持って中腹まで登ると、どの鳥を落とそうかと考えて空を眺めながら山を散策する。 「おや?こんなところで奇遇ですね。剣士さん。」 散策を続けていると切り株に座ったセイバーを見つけて、横文字を話すのは苦手なのであだ名のように呼びかける。