Fate/dystopia【聖杯大戦/一部オリジナル/戦闘/人数制限あり/初心者、途中参加有り】

【台詞】 「召喚に応じ、参上致しました。
黒姫と申します。
御気軽にひーちゃんと御呼び頂ければ……くらす、ですか。
噫々、斯様な事を御気に為さるのですか？私めの事が、左程迄に識りたいと？
まあ……其れは嬉しゅう御座いますね？」
「扨(さて)、扨(さて)！
之よりは旦那様とのでぇとの拵えなれば！
ますたぁ様！ 疾く、疾く参りましょう！ 」

【出典】 黒姫伝説

【CLASS】 ライダー(花緑家陣営)

【真名】 黒姫

【性別】 女性

【身長・体重】 155cm ・40kg

【属性】 秩序･中庸

【容姿】 16歳前後に見える大和撫子……というには珍しく、肩口の辺りでばっさりと切られた濡れ羽色の髪を持つ。
姫君に相応しい華麗な着物姿に不釣り合いな刀を佩き、背には大鍋を背負い、と色々ごちゃごちゃしている。


【性格】 一見物静かで従順な様に見えるが見た目以上にノリが良く、その身には内なるパリピを隠し持っている。
民草の為に己の身を擲つことができる慈愛をもち、一度こうと決めたらやり通す強い信念のひと。

【ステータス】
筋力 E
耐久 D(E)
敏捷 D
魔力 B
幸運 E
宝具 EX

【クラス特性】

騎乗：EX

対魔力：D

【固有スキル】

黒竜の寵愛：EX
ライダーを見初めた黒竜による、魂にすら関与する愛の形。
ライダーが精神、肉体に何らかの魔術的な束縛、拘束、支配等の効果を受けた場合、「手をつけた」と認識した旦那様があらゆる次元、時空、法則を無視して干渉しその一切を跳ね除ける。
サーヴァントとしての召喚はライダーの意志も関与するためセーフらしいが、ライダーに色目を使うものは後日、何者かから悪質な怪文書をもれなく送られる事になる。
この恐るべき熱情はライダーの身体にさえ呪いめいて働き、スキル保持者にCランク相当の変化スキルと竜の息吹スキルを付与する。

変化：C
前述のスキルにより得た、竜種の片鱗。
普段は首から胸にかけてびっしりと覆うに留まっているものの、やる気を見せるとそれは全身に広がり、やがて東洋の低級竜に変身する。
サーヴァントの耐久を1ランク上昇させ、水中での活動に大きなボーナスを与える。

竜の息吹：C
前述のスキルにより得た、最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。
水との関係性が強い為か、それは炎ではなく水流の形となって発現する。

竜殺し：A
竜種を仕留めた者に備わる特殊スキルの一つ。竜種に対する攻撃力、防御力の大幅向上。
これは天から授かった才能ではなく、竜を殺したという逸話そのものがスキル化したといえる。
ライダーがこのスキルを保有する以上、旦那様を尻の下に敷いているということを暗に示している。

良妻：B
良き妻として結婚生活を充足したものにする、料理洗濯家事掃除家計管理、気立てから見目に至るまでの様々なあれこれ。
Bランクならばどこに嫁に出しても恥ずかしくないと誇ることができ、父親はお前に娘はやれん、と意固地になる事必須。

【宝具】
宝具名:『恋慕爆裂大嵐！ らぶらぶはねむぅん~いん鶴八島~(あらしのおおみずち)』
ランク: EX
種別: 対軍宝具
レンジ： 100
最大捕捉： 1000人
【解説】 大河のような巨体、荒天を起こし遍くものを押し流す波涛の化身、ライダーの旦那様を現世に呼び起こす。
余りにも膨大な魔力を必要とする為この宝具を起動するには並の準備では足りないが、多量の水源とライダーの決死のお願いがあれば多少の無理は通して現出してくれるだろう。

……一目惚れした女に執着する。
拒絶されると災害を起こす。
人の身に化け100日続けて通いつめ、寝室に押し入ろうとする。
娘を娶ると頼み込む側のくせして「拐うのは容易いが、礼を尽くして頼み込んでいるのだ」とやたら喧嘩腰。
断られた挙句に呪いをかけて暴れ散らかす。
等、随所で恋愛クソザコムーブを見せる顔が良いだけの変態ストーキングヤンデレドラゴンの旦那様であるが、ライダーとして召喚された場合の関係は双方向に良好らしい。

宝具名:『竜よ、此身を捧げます(みずうみの七つ道具)』
ランク: C
種別: 対人宝具
レンジ： 1~50
最大捕捉： 100人
【解説】宴の席に現れた白蛇に盃から酒を分けた黒姫は、白蛇に化けていた黒竜に見初められ、竜はその正体をあかし婚姻を迫る。
人ならざるものに娘を渡す訳にはいかぬ、と拒絶する父に激高した竜はその正体を現し、たちまち一帯は晴れぬ大嵐に見舞われた。
ある日、鱗が胸元を覆い始めた事で己の命運を悟った彼女は、櫛や鏡などの七つ道具を山から投げ捨てると、それはたちまち七つの池となった──という逸話を由来とする宝具。
ライダーの持つ宝具を投げ落としたその場所を起点に、瀑布もかくやというべき膨大な水源を生み出す。
召喚時に所持する七つのみで、補充はされない。

【Weapon】

『刀』
時の源頼朝より授かりし、由緒正しき普通の名刀。
セイバーとして召喚された場合、嵐を降る前に蒸発せしめた地獄の火を宿す屠竜の宝具となる。

『大鍋』
ライダーが背負う大鍋。
これといった力はないが、何年風雨に晒されても健在だったこともあり異様に頑丈。

【備考】 信濃の民話「黒姫伝説」に登場するヒロイン。
高梨家の娘であり、家系図にあてはめると上杉謙信の大叔母に当たる。
話のバリエーションは多岐に及ぶが、その役割は概ね共通。
類稀な美貌と気品を持つ黒姫に懸想した黒竜は人間に化けて婚姻を申し入れるが、娘を溺愛する父がそれを拒絶する。
激昂した黒竜は一帯に暴風雨を巻き起こすも、黒姫の命懸けの行動で天災は鎮められる──という筋書き。
その身を犠牲にして龍を成敗した、嵐を鎮めるためにいけにえとなりその身を擲った、等と様々な逸話が存在するものの、ライダーとして召喚された彼女は竜と両思いとなり二人人界を離れ睦まじく暮らしたとされる話が基盤となっている為か、明るく健気で勇敢な少女となっている。
メル友に嘘つき嫌いの竜系ガールがいるらしい。
地元で召喚された場合黒姫弁財天としての神格を合わせ持つが、此度は知名度などの関係でそれは持ち合わせていない。

（／ライダーとして参加希望をした者です！
PFが完成したため提出させていただきます！お手数をおかけしますが、ご検討よろしくお願い致します。）