>94 語部さん 「ふん、どこでお前が作業をしようが我輩は知らん。終わったら我輩の自室に持ってこい…そこで話を聞いてやろう。」 里美は傲慢に鼻を鳴らすと持ってきたパソコンを休憩スペースの机に置き、若干背筋を伸ばして向き合い、カタカタとキーボードを叩き、次々と端から見れば意味不明な数字を入力していく。