龍子 2021-07-14 19:08:22 |
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ターミナル 歌詞
作詞作曲 ぬゆりさん
息遣いはもう雪の下 灰色だった
つまらない気持ちをを振り避けて 掻き消していた
君のイメージはもう靄(もや)がかり 固定された
吐き出しかけの声がいつか 喉に詰まった
「約束だよ」「いつかそのうち」なんて はぐらかしていた
頭の中で葬った君の音が 明け方眠れない 僕を刺す
取りこぼしかけた稚拙(ちせつ)な愛が 一つ一つ滲(にじ)んでいって
世界の終わりが欲しくなる きっと、きっと、きっと、殺してくれよ
目次もあとがきもないのに 栞を取った
心臓みたいにうごめいた 拳を取った
あの時僕が浮足立ったのは 君のせいだった
同じだけで何の変哲もない 日暮れだった
嘲笑うみたいな斜陽が 落ちぬまま差し込み続け
憂った僕らの顔を照らした もっと ちゃんと 焼き付けて
不完全な球(きゅう)になって進めなくなった
もっと言葉が欲しい うつらなままいたい
消耗しかない今日を許せなくても どうか どうか 逸らさないでいて
あとどれくらい 日々を潰そう
失望の振り 何もいらない
君の言葉に言葉に 僕は苛立つ
名前を呼ばないで もう置いていかないで ねぇ
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