巡り会うことなく 何もなかったかのように一瞬で立ち去る姿は風が吹くように去り花のように散っていく。 ああ、かなしきや我思い届かずさてもさても、いずこよりのしきたりか、再び新しい風が吹くことを願い旅立った。 私も行きますゆえ麒麟様の元へ……