(誇らしげに立てられた親指にきょとんと目を丸くする。そしてしばらくの沈黙。その沈黙を破ったのは見た目に似つかわしくない凪の豪快な笑い声だった。「ぶは!何お前その指っ、漫画かよ」と思わず突っ込みを入れて) お前面白いのな、名前は? 俺成海。