☆ 2021-07-01 18:33:10 |
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うん!……カロスで過ごした3年間で得た知識や経験。それから更に強くなったあたしたちのキズナ、見せてあげる!
( 突然ポケモン勝負を仕掛けても、彼ならきっと応えてくれると信じていた。以前の旅でも行く先々で彼の姿を見掛けては、互いの成長報告を兼ねていきなりポケモン勝負を挑んだりしたものだが、その時も躊躇うことなく絶対に申し出を受けてくれたからだ。昔からあまりポケモンバトルが得意ではない自分が彼に勝った試しはたったの1度もないし、負けたのが悔しくて雨に紛れて泣いたこともあったけれど、それでも彼とのバトルは毎回心が踊った。……そして今もまた。久し振りに行うユウキとのバトル。他ならないライバルは、他地方での修行を重ね、以前にも増して強くなっていることだろう。かといって此方も身のある3年を過ごしてきたのだ、実力差があろうともそう易々と負けるつもりはない。自分の中でピリピリと、何かが張り詰めていくのを感じていた。 )
( 見晴らしのいい滑走路近くの、クレイが利用されたバトルコート内に足を踏み入れ、真新しいフィールドに目を張りながらセンターサークルを目指してずんずん進んでいくと、ところどころ凸凹している箇所が目につく。まるでちょっと前までバトルが行われていたかのような有り様だ。もしかしたら此処に来る途中ですれ違った駆け出しトレーナーたちが刻んだ戦いの跡かもしれない。──さあ、次は自分たちの番。1対1の勝負でユウキを相手に選出するとしたら彼女しかいないと、バッグから一番付き合いの長い大事な相棒の入ったボールを取り出す。そして気合いは十分といった面持ちで思いっきり振りかぶり )
出番だよ、バシャーモっ!
( そうして開かれたボールの中から待ってましたとばかりに威勢良く飛び出してきたのは、トレーナーになって初めてパートナーになったアチャモの最終進化系、もうかポケモンのバシャーモ。軽やかな身のこなしで地に足をつけた彼女は、ボールの中で会話を聞いていたのか全て理解しているようで、バトルに備える為に辺りをぴょんぴょん飛び跳ねたり体を伸ばしたりして早速アップを始めた。その毛並みは普段から手入れをしている甲斐もあって艶々だ。腕に着けているメガバングルにそっと触れ、ユウキがポケモンを繰り出すのを心待ちにし )
(/連絡がかなり遅れた上、更にお待たせしてしまったにも関わらず、寛大なご対応とお優しいお言葉をありがとうございます。本当にありがとうございます……!こちらこそどうか出来るだけ長く太く(?)お付き合いいただきたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします!※此方への返信は不要ですので読み飛ばしてくださいませ!)
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