☆ 2021-07-01 18:33:10 |
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うん……っ、……お願いオンバーン!ペロリームのところまで連れていって!
( 上空へと連れ去られたペロリームはオニドリルの足に掴まれ宙ぶらりんの状態になりながらも、悔しそうにジタバタともがいて悪あがき。そうして何とか脱出を試みようとしているのを地上でハラハラしながら見守っていたがどうにも危なっかしく、狼狽するばかりで。…しかし彼から掛けられた一声でハッと冷静さを取り戻すと、慌ててボールからオンバーンを出してその背に乗り指示を出す。オンバーンはボールから出た瞬間、視界に飛び込んできた光景を目の当たりにして直ぐ様状況を把握したようで、エアームドの後に続いてふわっと空へ舞い上がるとオニドリルの追跡に加わって )
オンバーン、オニドリルの下に回って!
( 凄いスピードで先を飛んでいくユウキとエアームドのコンビを信じ、オニドリルが彼らに気をとられているうちに自分たちはペロリームを奪還する作戦でいこうと考え、空中で繰り広げられている戦闘の邪魔にならないように下の方をぐるぐると飛び回って隙が出来るまで待機する。その渦中にいるペロリームは助けが来たことにホッとするのも束の間、戦闘モードに入ったオニドリルに怯えきり、ぷるぷる震えながら両手で顔を覆い隠していて。──そして、エアームドの強力な“はがねのつばさ”をくらって面食らったらしいオニドリルが戦意を失い、勝負は決まった。それと同時に彼女は宙に放り出されて… )
──ッおっとっと……!……怖かっただろうに、よく頑張ったね。
( 手で顔を覆い隠したまま上からひゅー…っと落ちてくるペロリームの真下に瞬時に移動して、彼女を両腕でしっかり受け止めると、その小さな体をぎゅーっと抱き締めてやり )
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