不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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__また、来れば良いんじゃない
(現地で他の隊士と合流することは時にあるが、こうして誰かの隣を歩くということは滅多になく。どうにも慣れず自然と視線を辺りへと移しつつ、余計な緊張感はあれど居心地の悪さを感じるようなこともないからか。無意識の内に肩に入っていた力が少しずつ抜けていくにつれて僅かに表情を緩めて。初めて歩く道に念の為と保険を掛けるように呟いた言葉だが、これから鬼のいる地へ向かうにしてはあまりにも頼りない言葉であることは自覚していて少し頼りすぎだろうかと反省するも。何が可笑しかったのかは嫌でも分かってしまうが、突然笑い出した彼にあからさまに不満を表すよう普段にも増して無愛想な表情を露わにすると、広げられた手と相手を交互に見つめて軽く握り拳を作り頬を引きつらせ。いっそのことその手を握ってしまおうか、なんて考えが浮かびはしたがそれを実行に移すようなことはなく。ふと足元へと視線を落としては体格の違いから出来てしまう歩幅の大きさをさほど感じられないことに気付き、自身が相手に合わせるよう急ぎ足になっているわけでもないことから、自ずと理由が分かれば僅かに口端を上げて目を細め。歩みを進めていると景色が変わっていくにつれて町中の空気感を肌で感じ取り、普段任務外での外出は必要最低限なこともあり視界に入る店には自然と目を向けていたところ。ふと隣から聞こえてきた言葉に相手の方へと視線を移し、何処か寂しげな様子にも見えてか。開いた口からはあれほど呑み込んできた、また、という言葉がぽろっと零れ落ちて。正面を真っ直ぐと捉えながら自身にも言い聞かせるように告げて柔らかい笑みを浮かべ)
これっきりってわけじゃないんだから__その気があればいつだって__何処へだって行ける
(/何だかんだ責任感の強さは二人とも持ち合わせているかと思います…!不死川さんはちゃんと格好良くいらっしゃいます…格好良さとふとした時の優しさが堪らなくて、ギャップという名の暴力です!年相応なところも時折お見せ出来ればな…と。どう考えても迷子になるだろ!と突っ込まずにはいられない言動ではありますが、そこを認めたくはないという。兄ちゃん…!弟くんとの儚くも美しい場面が浮かびました…!実際に使われたら冗談めかしく、兄ちゃん?と煽り満載で呼びそうな羽沢が見え隠れしております…!
そこは、お気をしっかりとお持ちいただいて…それを言うならばお相手が不死川さんだからこそ尊くなるのですよ!間違いありません…!お相手さまのご提案はどれも素敵なものなので、ご安心を!普段中々落ち着いて景色を見られないと思うので、せっかくなら…と。案外頬杖を付いてあまり興味がない風を装っているやもしれませんね…!到着までの転換了解しました。二人とも眠っていてはっとするのも、どちらかが眠っていて片方が見守っている(?)のも素敵ですね…!そうですね…良いことは勿論、悪いことも一人で溜め込まずに二人で分かち合ってほしいです!)
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