不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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氷柱サンが迷子たァ、隊士の奴らに笑われちまう。手でも引いといてやんねェとかァ
(物言いたげな彼女の視線で、珍しいものでも見るように長い間見詰めてしまった事に気付いて漸く辺りへ視線を流し。隣へ並んで歩くうち流れる景色は変わり映えも無いのだが、己より頭一つ低くで揺れる彼女の黒髪、問い掛ければ届く距離ばかりは一人で歩く毎日と違い少々慣れず、視界の端へ時折彼女を映したまま歩みを進め。どうやら彼女は当然ながらこの辺りの道には詳しくない様子だが、それを隠すように曖昧で不器用な反応が返ってきたのがあまりに彼女らしくてつい軽く笑い声を洩らし。普段しっかりした印象を受ける分、迷子という言葉を彼女の顔に重ねるとやけに似合わず可笑しくて。子供扱いでもするように軽口を叩き目の前で大袈裟に掌を広げてみせけらけらと笑い飛ばすも、道を知っているのが偶然己というだけのため今後立場が逆転した時の事を思うと執拗に冷やかすわけでもなく道案内には責任を持つことにして。彼女であれば走って置き去ろうと追い付けそうな体力を感じはするが、視界の端に映す相手へ一応それとなく歩幅を伺って合わせつつ最寄りの駅まで真っ直ぐ向かって。自邸から徐々に町中へと差し掛かっていく景色に迫る任務への緊張感と、移ろう眺めに高まる期待感がない混ぜになって掻き乱されていき。彼女が隣に居ると不思議にもまるで普通の青年として町に出掛けているような錯覚を起こしてしまうが、己は今危険な地へと歩みを進めている一隊士であるのが現実。通りに増えてきた他種多様な店も今日は立ち寄る事もないのだとぼんやりとした視線で見送りながらどこか残念そうに呟いて)
ま、今日は町なんかは案内出来ねェが
(/相手を想うがゆえに迷いが出ると…なんと口惜しくも素敵な…!責任感の強い羽沢さまも好きでしかありません…鬼にブチ切れながらも頑張って斬りたいところです。ああありがとうございます!!ちゃんと決めて格好付けられる不死川で良かったです…!無邪気な羽沢さま、破壊力強すぎませんか…!?休日編が楽しみです…。今回既に年下の尊さ滲み出ていたことに気付きました…迷子になるのは困るけれど、絶妙に素直でない言い方なのが何とも…*´`*いつか兄気分になりすぎて一人称で兄ちゃん、などと使ってしまって恥ずかしい目にあいそうなくらいです。
本当ですか!?嬉しすぎてまた人の形を保つのが困難ですが…お相手が羽沢さまだからこそこう尊くなるに違いありません!好きです!列車の案で良かったようで安心いたしました。汽車からも夜景…!最高すぎませんか…!普段あんな感じの二人が窓に張り付くのでしょうか…!任務中とはいえ普段とは違う素敵な経験ができてしまいますね!到着まではウトウトして時間を飛ばすのもありかななどと思いました◎馬車もより二人感があって良いですよね…いろいろな話をしてほしいものです…!)
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