不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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(強い鬼、なんて言葉にしたものの脳裏に浮かび上がるのはたった一人の家族を殺した異能の鬼。大切な人を奪っておいて楽しげにけらけらと笑う忌々しい姿が頭に焼き付いて、いつまでも離れなかった。以前彼から聞いた弟達のこと、自然と零れ落ちたような優しく暖かな思いを口にした後に残る切なげな言葉端にきっともう__そんな気がしていて。彼の口から語られる家族の話に、それが確信に変われば途端に胸が苦しくなり。噂程度に聞いた鬼殺隊に身を置いているという彼の弟、唯一掌に残った温もりが血腥い生き方しか出来ないこの世界で同じように刀を振るっているのだと知った時の彼のことを思うと、兄弟のいない己でもそれが喜ばしいものでないことは痛いほどに分かっていた。掛ける言葉が見付からないまま隣へと向き直った矢先、初めて見た切なくも、何処か優しげなその表情にまた救われて。じわりと滲み出す目元をぐっと堪えて強い光をその瞳に宿し、握り拳を作って相手の手にコツリと軽く当てて。あの鬼を見付け出してその首に刃を振るうこと、それは確かに目標の一つにあるのだが。鬼を殺す為なら己がどうなろうと_そう思っていたのは当時までの話で。今の己が刀を握るのは__考えるまでもなく浮かんだ“大切な人”の姿に一度柔らかな表情をしつつ、握った拳を開きながら両手でそっとその手に触れて微笑み)
……あの人に会うこともそうだけど、他にも色々あるし。大切な人を守ることも私の目標だから……叶えるまで隣に、誰よりも近くに居てね。
(/嘘っぱちを聞いて焦る同期くんに満足げな彼女の姿が目に浮かびます!ご機嫌取りの同期くん、めちゃくちゃ想像出来て笑いました。おはぎを渡しておけば間違いないだろう、なんて思っていそうな…。他の誰でもなく不死川さんなので、気になってこっそりと聞き耳を立てていることでしょうね!言ってしまってから慌ててお口を塞ぐのでしょうが、彼の反応が怖すぎてお顔が見れず顔色を悪くしているやもしれませんね。そして心臓バクバクな不死川さん、好きすぎるのですが…!!
わぁぁぁ…!ありがとうございます…*´ `*せっかくの雨なので、何か生かしたいなと思いまして!いやいや、何をおっしゃいますか…!お相手さまこそ、天才的発想力なのですが!?是非ともその素敵な案で行きましょう…。水溜まりを行き来と、泥を底なし沼のようには同時には使えず交互に…というのならまだ十二鬼月以下(?)になるのではないかなと思いますが、どうでしょうか?こここ、こちらこそお褒めいただきありがとうございます…ッ…きっと彼の近くにいるときはなるべく音を立てないようにと静かに動いているような…。素直な不死川さんは本っっっ当に尊さ爆発しておりますので…珍しく弱ったお姿を見て羽沢も思わず甘々になってしまうのでは…!)
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