不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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(先ほど青年を前にしていた時は素直な言葉ばかり出て来ていたのだが、さすがに本人を前にとなると照れくささが邪魔をしてしまう。そんな己の素直じゃない言葉を拾い、いつもと変わらず噛み付いてくる彼に楽しげに笑ってみせたものの、巾着の中へと丁寧に戻されていくとんぼ玉に大切にされているのがよく分かり。彼を思って一つ一つ、時間を掛けて選んだ甲斐があったと嬉しそうに頬を緩ませていたのだが、何やら気恥ずかしい言葉を耳にしては本当に彼が言ったのだろうかと隣には相手しか居ないというのに思わず耳を疑ってしまい。何度か瞬きを繰り返しつつも、贈り物の相手の特徴を聞いた時には全く己のことだと気付きもしなかったが、心当たりしかない言葉の数々は勿論のこと。彼の口から飛び出した“大切な奴”という言葉に、途端にぶわりと広がっていく頬の赤らみを隠すよう慌てて両手で顔を覆って。彼がそんな風に思ってくれていたなんて初耳で、嬉しさやら驚きは勿論のこと。もう一つ、確か療養中にも似たような感情が__そう思い思考を巡らせてみたところ。思い出すのは目覚めたあの日の彼の言葉や近付いた二人分の距離_触れた手から確かに伝わる温もりばかりで、返す言葉が見付からず。彼にとってとんぼ玉が御守りのようであるように、己にとっては髪飾りが御守りになっているため、大切そうに言葉を紡いで)
……。私も、髪飾り…大事にするから……ずっと…
(/お兄ちゃんですものね…ッ…!!そんな彼だからこそ、羽沢もつい甘えてしまうのではないかなと。ひぇ…何とも勿体ないお言葉をありがとうございます…*´ `*元々格好いい二人ですが、さすが柱!という格好良さをより引き出せそうな場面かなと思いまして…!風柱邸でお会いしたのに氷柱邸でもお会いして、今日はよく風柱さまに会うな…とうきうき(?)同期くんをどうぞ存分にしばいてやってください!!羽沢との柱稽古では風柱邸以上にやらかしていそうですし、珍しく彼女の血管がぶちぶちとなっていそうな…思いがけない風柱さまの訪問にはご機嫌でしょうが!わわ、ありがとうございます…。思っていたのと違う!や訂正箇所などなど、何かありましたら遠慮なく…!)
海崎 陽人(かいざき はると)/20歳/170cm/青みがかった黒髪のショートヘア、眠たげな黒色の垂れ目、程よく引き締まっている。黙っていれば見た目で得するタイプ/階級は戊
両親を早くに亡くして姉三人、妹一人と支え合って暮らしていたが鬼の襲撃に遇い姉を失い/その後世話になった藤の家紋の家にまだ幼い妹を預けているが、時折顔を合わせており周りが引いてしまうほどデレデレな様子。
思ったことは八割口にしてしまうし、空気は読めるが敢えて読まないことも。よほどのことがない限り怒らず、陰口だろうが悪口だろうがへらりと笑って聞き流せる。
女性に優しくと幼い頃から母に言われていたことから異性には優しく接しており、女性隊士が近くにいる時は会話の内容にも一応気を遣っているが同じ同期である羽沢は例外らしい。風柱に密かに憧れを抱いていて、どうすれば彼のようになれるだろうかと一度だけ羽沢に相談をした時に彼女から言われたのは「生まれ変わっても無理」というたった一言だったとか。
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