不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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…治ろうが腐ろうが、判断するのは俺だ。怪我人は黙って手当てされてろォ
(半ば無理矢理に押し付けた治療の手拭いは彼女にとってどうにも不服だった様子だが、渋々といった仕草の一方、露わにされた腕の傷は浅いものの大きい裂傷であり生々しい凝血が残っているのが見てとれ。袖から伸びた、忍耐強くまた我慢の程度も麻痺してきたであろう細腕に、柱まで上り詰めただけある彼女の努力の軌跡を思うと僅か無言のまま見つめてしまい。過去は知らずとも鬼への憎悪は隊士として等しく、彼女もまた潜り抜けてきた闘いを思うと感傷に浸り。無鉄砲に鬼へ斬りかかった昔の己と彼女を何処となく重ねたが、何か昔話を訊ねる程の関係性にも思えずぶつぶつと説教じみた口調で上記を述べるだけで。彼女の溢した不満通り放っておけば治るのも確かだろうが、細菌による化膿や己の肌のような創痕が残る可能性を考慮すれば治療しておくに越した事はないはず。判断を下してからは早く、迷わず彼女の腕へ手を添えると態度は粗雑だが傷が痛まぬよう力加減には気を配りながら、細長く折り畳んだ手拭いを傷口に当てて完全に止血できるよう固く結び。持ち合わせの手拭いはさほど大切な品でもなく、止血に濡れたならば手放しても一向に構わないつもりのため使用する事に躊躇も無く。己の説得に何とか従ってくれた相手と思い通り仕上がった処置に、満足して口端を吊り上げると完了を示すため一つ頷いてから手を離し)
…これで良し…と。文句ねェだろ。
(/わわ…分かります…!二人のテンポの良い煽り文句がとても好きです!!岩柱さまには敬意を払って呼ぶ気持ち、これもすごくよく分かります!圧倒的強者のオーラが…。不死川もまた気恥ずかしさで時間が掛かりそうですが、戦闘で羽沢さまが危険に晒された時などは我を忘れて下の名で呼び捨てるかもです…!戦闘で呼び名が変わるの…相棒感があって素敵ですね*´`*羽沢さまからの呼び捨てもワクワクです…!
お褒めいただき溶け散らかしました!!ありがとうございます!火花バチバチの手合わせ、会話は勿論どちらが勝ってもアツいですね…!屋敷に関しては不死川が任務帰りで近くを通り掛かったやら傷の様子を確認するやらで氷柱邸を訪ねるのもありそうですし、僭越ながら手当てで使った手拭い関連で借りを返すために羽沢さまが此方を訪れる…というのも思い付きました。どちらの屋敷でも大丈夫かなと思いますので、是非お選びいただければ…!)
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