不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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…別にィ。ンなもん、テメェ以外に渡す奴も居ねェわ
(いっそ素直に頼んだ方が格好も付いただろうが、そうはいかない天邪鬼な己と彼女の少しばかり揶揄ってみせる余裕ありげな態度の差にはやり場のない気恥ずかしさばかりが募り。腹いせに素っ気なく突っぱねるように吐き捨ててみた台詞は、唯一無二の彼女の存在を示す余程照れくさい響きで、しかしそれすらも自覚せず反抗的に鼻を鳴らすとすっかり言い返したつもりで彼女の見ている棚の方へずかずかと近寄って。もっとも、架空の女性への贈り物と伝えていたにもかかわらず手紙を送る相手も居ないとは些か矛盾している気もするのだが。敬遠してきた手紙や字書きとはいえ彼女に教わる光景を想像すれば悪い気はせず、むしろ何を文字に伝えどんな言葉を受け取るのかと心の片隅で膨らんでいく期待から薄く唇に弧を作りつつ品物選びに意識を戻し。彼女が何やら真剣そうに見ていた棚には目当ての装飾品などが繊細に並んでおり、贈り物も見つかりそうで強く目を引かれてはじっくり眺めるためただでさえ白眼がちな瞳を丸く見開いて。やはり髪飾りに目を奪われるも彼女と重ねて思い描くと逆にどれも似合っているように感じてしまい、徐々に眉を寄せ難しい顔に変わっていきながら唸るように問いかけて)
__分かんねぇなァ……オイ、羽沢ならどんなのが好み…いや、どれが贈り物らしいと思ったァ?
(/二人の関係性、絶対気になってるモブさんたちいますね…!友達以上相棒以上…尊いです…。今でも既に羽沢さまの小悪魔性を感じる時がありますので、自覚してからの不死川はさぞ大変でしょう…◎彼女にも自覚させるようちょっかいを掛けるかもしれませんね!大変…伝言のたびに話が盛られていく様子が目に浮かびます…。二人して大混乱可愛すぎますね…さらっと聞かれた際には目を点にして心の底からのハァ?を返していそうな…!なんとも嫁という単語の似合わない男です…。羽沢さまに恋仲が、なんて嘘を聞き付けた日には甲斐性のない男は駄目だ…など急に兄(?)気取りの説教で心のもやもやを晴らそうとするかもしれません…!)
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