不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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……、今日の思い出っつうことで、大事にしてくれよォ?
(簡単に呟いた軽口にも聞き漏らさず噛み付かれては、わざとらしく視線を横に流して素知らぬ顔を作り返事の代わりに。しかし己の選んだ品を彼女が手にし、満ち足りたような穏やかな表情で呟いた一言は己にとって都合の良すぎる意味に取れるもので、いっそ聞き間違いだろうかとこの状況に思考ばかりが取り残されて一瞬黙り込み。己が選んだ、今日の思い出の一つであるその品が彼女にとっても大切なものとして記憶に刻まれているとは。勿論単に他の理由があって買っただけ、気に入って大切なだけかもしれないのだが、二人で過ごした休日が少しでも関係していたらと自惚れた思い付きが最初に浮かんでしまい。俺が選んだから…なんて烏滸がましい言葉は口に出せないものの、不思議と今は照れ隠しを意識する以上に落ち着かない嬉しさが胸を満たし。少々言葉を迷ってから冗談とも本気とも取れる曖昧な口調でたまには素直に願っては急かす声に従ってゆっくりと歩み寄り、振り返ってよく見えるようになった彼女の顔へと覗き込んで首を軽く傾げると、角度を変え目元に掛かった髪の隙間から悪戯な笑みで目を細めてみせ。冗談ぶって言い切ったとはいえ彼女に何か聞き返されては気恥ずかしさが込み上げてきそうで、間を空けず次の向かう方向へ視線を送りつつ言葉を続け。幸いにも少し先に雑貨店らしき暖簾が見つかり、そちらを指で示すと早々に姿勢を戻して再び歩き出し)
__次は雑貨でも見とくかねェ。ほらあの店、色々ありそうだぜ
(/この暑さにはやはり…!風の一つくらい起こせと無茶振りが聞こえてきます…。技を使うと屋敷が吹き飛びますしそれは無理だと言い返しつつも、冷えたスイカなど出してきてくれそうな気がします!うっ…尊い葛藤です…不死川一人が無茶をしたり犠牲になったところで羽沢さまが何も言わず頷ける筈がないとは分かっていても、やはり彼女を大切に思うあまり暴走することもしばしばあるのだなと…尊いです…。少しずつ少しずつ、頼る機会が増えていく気もしますのでそれもまたアツいですね…!止める不死川、きっと面白そうな…。羽沢さまの恋仲への覚悟や思い素敵すぎて爆ぜました!!彼女より素敵な女性なんて、、彼にとってはいないのでご安心くださいね…ッッ、、!!威嚇もありがとうございます(?)はだけた足回りが見える以上の速度で蹴り倒せるよう頑張ります…!普通に休日をのんびり楽しんでいる二人が、一転して真剣な表情でバチバチに闘いはじめるのも痺れることでしょう…楽しみな限りです…!
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