不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
通報 |
はいはい、どうぞお召し上がりください。
(痒みに襲われたあの瞬間を思い出すと己としては全く笑えないのだが、揶揄うような物言いにいっそ血液に虫を殺傷する毒の成分でもあればなんて可笑しな考えが浮かんでは直ぐに消えて。故郷の話をしていたからだろうか、ふと彼はどんなところでどんな暮らしをしていたのだろうかと気になりつつも、星の下で弟達の話をしていた彼の様子と家族の幸せを願う強い想いを知ったからこそ、たわいない話でもするように踏み込んではいけないように思え。己からはまだ一度も家族の話をしていないこともあり、もし彼に身内の話を振るようなことがあればその時はまず己から__そう心に決めて。そんな心情など当然知るはずもなく目の前のおはぎに夢中な彼の姿はしっかりと目に焼き付け。今更すぎる誤魔化しなど通用するはずもなければへらりと笑って茶化すような口調で述べ、つられるようにいただきます、と両手を合わせたところで漸く視線は念願の白玉ぜんざいへ。途端に期待感と待っていた感が入り交じり、じんわりと滲みそうな目元に何とかぐっと堪えて暫し眺めてしまうものの。添えられた木製の匙で白玉と小豆を掬い上げて横髪を片方耳に掛けながら口に運び、上品な甘さともちもちとした白玉に瞳を輝かせながらそっと口元を押さえて)
__美味しい…
(/嫁のここが可愛いやら、何やらと頬をゆるっゆるにして話していそうです。何だかんだ聞いてくれているのをいいことに、風柱さまを見かける度にうちの嫁が~…と言っていそうな。良くも悪くも真っ直ぐなので、響く人には響くのかなと…!ひぇ、す、素敵でしかないのですが…!?きっと同期くん、嬉しさで泣いちゃいますよ!(?)二人をいつまでも見守っていくためにも、お互い長生きしなくてはいけませんね…!
視界最悪といった状況で鬼の強さも更に増しそうですし、アツい展開が…。おぞましい匂いと香りの薬湯が掛かっているとは思えないほど、良い男してましたよ…羽沢も思わずじっくりと眺めてしまうほどに*´ `*わわわ、ありがとうございますす…!!どちらも物凄く分かります…ッ…持ち前の面倒見の良さで世話を焼いてくださるのも、人前では絶対に見せないであろう弱ったお姿を見せてくださるというのも尊さが爆発しています…好きです…。)
トピック検索 |