不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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……あ、不死川
(蝶屋敷で穏やかに過ごしていた日々がまるで夢だったかのように思えてしまうほどの膨大な任務量に、縁側へと倒れ込むよう眠りにつく日が何日続いたのだろうか。元々寝付きや夢見の悪さに加え、最近は体が疲れすぎて眠れない、なんて日もあったのだが久々にぐっすりと眠れて心地良い朝を迎えた休日。苦手な朝だというのに目覚めはよく、まだ時間に余裕は十分ありはするのだがじっとしてはいられずバタバタと忙しく屋敷内を動き回り。何だかんだ使い勝手の良い隊服が一番落ち着きはするものの、今日ばかりはそういうわけにもいかず綺麗に仕舞い込んだままにしていた数枚の着物を並べてみては難しい顔をして暫く悩みつつ空色の着物を選び。あまり着慣れないこともあってか思っていたより手間取ってしまうも、足元は足袋と草履をと用意して。そこまではまだ順調だったのだが髪型が中々決まらず、挙げ句にこんな時ばかり上手く仕上がらない。手の凝ったものなど出来るはずがなく、時間も限られていることから顔周りの髪を少し残して上半分を緩く結んだ簡単なアレンジに。後は髪飾りをと思った矢先、一体何処へ仕舞っただろうか__と結局時間ギリギリで屋敷を出ることになり。悩む暇もなく手に取った白い小さな花の髪飾りを付け草履に足を通すと、自邸を後にして待ち合わせ場所へと向かい。人とすれ違う度にぶつからないよう、髪が崩れてしまわないよう気を付けながらも彼の姿をと辺りを見渡したところその姿を見付けて。癖毛の落ち着いた髪型と髪色によく合った着流しに、より青年らしさを感じて鼓動が大きく脈を打てば何故だか暫し見入ってしまい直ぐには声を掛けることが出来ず。次第に忙しくなる鼓動を抑えながらゆっくりと歩み寄っていけば控えめに声を掛けてみて)
___もしかして、大分待たせてた…?
(/行く手を阻むように部屋や廊下のど真ん中に出現する虫の姿が目に浮かんで笑いました…。飛び掛かってきたらきっと声にならない悲鳴を…!何となく鬼の術なんだろうと分かりつつ、直ぐには仕掛けが分からないのが堪らないなと!私もすごく好きです…*´ `*す、素敵…。綺麗な町並みをぐるぐる出来るなんて贅沢でしかありませんが、これには鬼の仕業だと気づけなさそうでより危険度が増しそうな…!今後の楽しみがまた一つ増えて幸せです…!
年上感、年下感をより感じられる療養生活でしたね…!そして素敵でしかない場面転換ありがとうございます!!お返しもまた彼らしくて…隊士達は羽沢が責任を持ってしごき倒したはずなので…!休日編、目一杯楽しみましょう!)
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