不死川実弥 2021-06-09 23:05:40 |
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花びら、か__確かに攻撃の要はそっち……数は多いが…生憎風には誂え向きでなァ____!
(金属の擦れ合う音が鋭く響き、己の刃の鮮やかな緑と彼女の澄んだ浅青が月光の薄明かりの中でいっそう強く輝き合って。鬼と己の間には大輪の花々が乱れ咲き急激に芽吹く蕾には内から花弁が溢れゆく。何気なく目に留めたそれらだったが、的確な相手の言葉にふと思考を刺激されては先刻の花びらの動きを思い出し。散ってなお意思を持つように動く花弁はまるで蝶、いや敵意に蠢く蛾のように人間の急所を切り裂かんと飛び回り、攻撃を仕掛けるにしても大変な作業になるのは間違いなく。同意に頷きながら覚悟と共に彼女の瞳を真っ直ぐに見据え、次いで勢い良く鬼の方へと顔を向けると血の気の多い気質ゆえ我先にと攻撃の姿勢に転じて。風の呼吸の型は巻き起こす疾風を特長とし、数で圧倒する対象ならば纏めて一撃に抉り取ってしまえとばかりに凶暴で。鬼本体へ距離を詰めようと一歩踏み出せば想像通り花が地面を突き破って鬱蒼と背丈を伸ばすのだが、力技に全て蹴散らす気概で刀を前にかざしつつ一直線に駆け出してみて。絶え間なく襲いかかる花に怯んでは到底全ての斬撃は避けきれないため瞳を血走らせるまで見開いて一撃刀を横に振り切り。巻き起こった風に絡め取られた花弁が崩れ、きらきらと煌めく断片に成り果てて舞う視野の奥__何故か鬼の唇は薄く笑いに歪んで見えて。呼吸を高め息継ぎに気管を開いたその瞬間、崩れた花弁の残骸、美しい藤色の塵が吸い込まれ言いようのない違和感に息を詰まらせ。一帯に満ちるこの空気、何かが妙だと本能が告げ、体格もあってかまだ毒を自覚せずとも咄嗟にそこで呼吸を止めてしまうと不足した酸素に息苦しさを覚え歪めた表情で一度咳払いをして)
___ッ、ゲホ……!…何だァ…!?この花、呼吸に混じってきやがる…
(/五感の鋭い竈門くん…ついでにおはぎの匂いも兼ね備えた本当は優しい人なのでしょう…(?)さすが羽沢さま!隊士時代でも変わらずお強い呼び方痺れます…不死川も普段そんな話し方をされることがないので驚きつつも苛立ち以上に興味が勝っていたのではと…!そんな時から二人の運命は始まっていたのでは…尊いです…バスタオル片手に見守ります…。お互い弄って動揺させられて、本人は認めずとも誰が見ても仲良しではありませんか!ウワーッ、俺と組むのは発言にこっくり頷く羽沢さま…気恥ずかしさを自覚する不死川…見ている隊士も二人の関係性の尊さにザワつきますね!!音柱さま水柱さま想像して本当に笑いました…二人とも爆弾すぎます。水柱さまは「羽沢は(任務で共に組む事になったので任務完了まで)俺の隣に置いた方が良い」ぐらい省略して二人が居るところに事務連絡しに来そうなので怖いです!音柱さまは光の速さで連行しては不死川との事を質問攻めにしていそうな…。
本当ですか!?!?ありがとうございますこの刺さり具合は運命ですよ…神に大感謝祭…。毒の可能性沢山あってわくわくですね!良いですね!呼吸の型を使う際はきっと息も深く吸い込む事でしょうしなんと恐ろしい…!鬼本体はムキムキマッチョでもなさそうですし、いかに早く花を攻略するかが鍵になりそうです…◎)
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