角砂糖、ひと粒　

し、慎也さん…わかって言ってんだろ…今の俺は全く可愛さの欠片もねぇから、ちょっ…タイム…！！（　間近にある整った顔を直視する事ができず、上体伸ばし更に顔を背け赤面隠しながらも両手でＴの字を作り　）
えっ、んな事言われたら調子乗っちまうんだけど…思わず噛みついちまっても、好きでいてくれるか？（　まさかの言葉に少し双眸見開くも嬉しそうに笑いながら問いかけるも瞳には若干不安な色が混じり　）
はっ……はぁっ…お、俺も…慎也相手だと余裕無ぇ……（　漏れる吐息と離れる温度に若干の憂いを感じつつもぶつかる視線が互いに熱を帯び、乱れる呼吸で肩を揺らし少し甘えるように相手の首元へ顔を埋め深く呼吸し　）


そう言ってくれるとホッとする…俺も慎也が来るって信じてっから！（　にっ　）
だよなぁ、わかる…俺も着る服に苦戦する…まぁ、大体は寒いと思って外出たらジャケット脱いじまうやつなんだけどな。でも最近は風が冷てぇからマジで風邪引かねぇようにな？──て、その笑顔は怪しいですねぇ慎也さん…嬉しいけどよ、あの、着替えとかは間に合うと思うんで…（　むむむ　）