「はぁ??やだね、面倒くさいし。」 すっと弄んでいた指を離し、顰め面で告げ彼がにんまりと口角を上げたかと思えば、述べられた言葉に「猫、か…悪くないな。あんまり可愛い、は言われたくないけど」と顎へ指先を添え、其れって気紛れって事だろうと考えつつ返して。