「またいつか触らせてって、そんな珍しい訳でも触るもんでもないだろ。お前は手フェチか」 自分の手が好きだと告げられ、恐らく自身だからこそ好きだと云う意図は伝わりもせず、可笑しな奴だと思いつつ返してやれば、彼の呟きに耳は拾う事をしないまま「じゃ、俺は用有るから。日向も教室戻れよ」と片手の紙束を軽く翳しカサカサと振りながら告げ。