とうらぶらぶさん 2021-05-14 21:11:38 |
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( 自らの意思で就任した審神者というものの立ち位置はまだ理解出来ておらず手探り状態ではあるが、敷居を跨いだ時点で何が起きても可笑しくはない事自体は言葉にされずとも肌で感じていて。突然襲われなかった事だけが救いではあるものの決して安全だと断言出来る段階ではないことからどうしたものかと思考を巡らせ。彼の言葉から伝ってくるものに、話には聞いていた前任者の振る舞いがどれほどのものだったのか思い知らされ思わず押し黙ってしまい。こうしている間にも彼を含め、苦しんでいる刀達を想えば冷静になるべきだと気持ちを落ち着かせるよう胸元にそっと触れて。幾ら彼が手負いとはいえ、その気になれば己の息の根を止めることなどとても容易く。それでもそんな素振りを見せず忠告のみに留めているのが単なる彼の策だとはどうにも思えず、それならと思い立ったように両膝をついてその場座り込み、万が一政府が手出しをしてくるようなことがあれば彼等を敵に回すことも視野に入れていることを伝え )
ならせめて、手当てだけでもさせてもらえませんか?もし不審に思うところがあればその時は…其方の判断にお任せします。私も貴方達を玩具にしないし、政府の玩具になんてさせないので。だから…お願いします。
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