主 2021-05-12 12:35:05 |
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ふふ、幼い子じゃないんだから。
(彼らしい冗談の言い回しにふっ、と表情を緩め、まさか。とでも言うかのように肩を竦めた。置いていた鞄を逆側に移動させ、席を開けると、どうぞ。と隣を示す。サンドウィッチからは肉が焼けた、いい匂いがしている。そう自覚はなくとも自然と食欲が刺激されるもので、クルル、と小さく腹の虫が鳴いた。何かが転がるかのような感覚になんとなく軽くお腹をさする。軽口を言い合うのも面白いが、せっかくの出来たてを冷ますのは勿体ないものだ。「さ、食べようか。」と声をかけた。)
>117 純くん
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