匿名さん 2021-05-04 11:37:06 |
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ぐ…。
(楽しそうに息をこぼして揶揄い返してくると、不意打ちのカウンターを食らったかのように言葉に詰まってしまい。確かに誰かに膝枕をやってもらったことなど一度もなく、涙で潤んだ視界でも朝日に照らされていた相手の顔は美しかった。願わくばもう一度とは思うが、それでは恥ずかしく、なんだか負けてしまったようで素直になれず「そんなことは言ってない!」と半ばムキになるように反論して。自分としては素直な言葉を投げかけたつもりだがどうやらそれが相手にとってはくすぐったかったようで、綿帽子を深く被りながら社の中はと逃げていく相手をポカンとしながら見送れば「流石に直球すぎたかな。」と反省するかのように呟けば自分も続くように社の中へと入っていき。)
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