理仁 2021-05-01 16:25:36 |
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わっ、ごめんってぇー
(柔らかな衝撃が背中を走り横を見ると、拗ねてクッションを抱える彼に何だか小動物のような愛らしさを感じてしまい、加えてころころ変わる豊かな表情に少し気の抜けた笑みを零す。今まで付き合ってきた子より断然可愛いな、という考えが自然に浮かびながら、彼が示した作品を選択し再生する。自身も気になっていた作品だ、彼とは案外気が合うかもしれないとまたコーヒーに手を伸ばした矢先__ぽつりと零される言葉に耳を疑った。きっとこれが他の女性ならば、はいはいと聞き流していたであろう台詞、彼が言うと何だか引っ張られる気がした。そうだ、頬があんなに柔らかいのだから、唇はもっと柔らかそうで確かめてみたい、そんな欲求に駆られながら彼の顎に指を添え首を傾げ)
…ねぇ、それ誘ってる?
__煽った君が悪いんだからね。
(柔らかさを確かめたかったのに、ただ何となく彼にキスをしたかった気がしなくもない。曖昧な感情に少し疑問を持ちながらも軽く触れるだけのキスをし、彼を見据えて)
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