理仁 2021-05-01 16:25:36 |
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(扉を開けると嬉しそうな気持ちを滲ませながらごめんね、と素直に謝罪する声が聞こえてきた。本当に申し訳なく思っているのだろう。それが感じとれて、ちらりと視線を上げて彼の顔を覗きみれば眉が垂れ下がりおろおろとこちらを伺う姿が見えて怒りと羞恥心はどこかへ飛んでいってしまった。彼らしからぬ自信の無い表情に笑いそうになるも、もう少し意地悪してやろうと声は出さずまだ怒ってますというような態度でいることにした。そうしていれば優しい口調で髪を乾かさせて欲しいと聞かれ、別に構わないと考えればうん、とひとつ頷いて)
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