理仁 2021-05-01 16:25:36 |
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んー…些かやりすぎてしまったな…
(彼に対する悪戯は思わぬ呼び水で終了を告げる。かかったお湯を手で拭うと丁度彼が浴室から出て行く瞬間だった。その目尻はどこか潤んでいて、完璧に怒らせてしまったと自覚し湯船に浮かぶ泡に顔を埋めて。…何だかいつもと調子が違う、普段であればすぐ察知できる引き際をどうも彼相手だと欲張りになっている気がする。_瞬間、面を上げた。考え事をしている場合ではない、兎にも角にも謝る事が先決である。自身も湯船から上がり軽くシャワーをかけ、早々と浴室を後にすると手早く着替えを済まし冷蔵庫からミネラルウォーターのボトルを取り出すと彼の部屋の前へ向かい軽くノックをした)
…かーくん、さっきはごめんね。
上気せてない?大丈夫?…お風呂上がり、お水ちゃんと飲んでね、持ってきたから。…大丈夫だったら、少し顔見せてくれると嬉しいなぁ、って…ちゃんと顔見て謝りたくて…
(部屋に入る事はなく、扉越しに。だが、水を渡す為だけにそっと僅かに開き部屋の中に差し入れた。申し訳なさから少し項垂れると額が扉に触れ冷んやりとした感触が伝わり更に冷静になっていく。正直、彼にはまだここに居てほしい、できるのなら、直接謝りたい。そんな自分の我儘をぽつりと呟き扉に手を這わせ)
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