ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>志々雄、張
お~…。ありがとう。それじゃあ、いただきま……。
(目の前で注がれたラムネに心が踊るようで。やっぱり、これである。シンプルで、それが故の圧倒的清涼感。何度飲んでも、選択肢に出されたらこれを選ぶと確信できる。持ってきてくれた従業員に感謝を伝えながら、グラスに手を伸ばそうとする。だが、それは張に対して質問に答えることを拒否した、志々雄のどこかただならぬ雰囲気に止められ。…直感した。せめて自分が、ちゃんと話をしなくては。今回は自分も関わっている。なんでもないように『あーごめん、ちょっと先にトイレ行ってくるね』と言ってから立ち上がり、追いかけるつもりと思われぬよう、歩いて自分も廊下に出て)
━廊下━
…志々雄?
その…今さっきの、ごめんね。実は…、私が張を焚き付けちゃったんだ。ハチは仲間として好きって言うのは知ってて、でもそれに対してシシオは本当はどう思ってるのかなって…。つい、気になっちゃってさ。ほんとごめん、聞かれたくない事だったよね…
(部屋と廊下を隔てる襖を閉じてから、後をついていき、そして気を見計らい後ろから伺うようにそっと相手の名前を呼んでみる。それからゆっくりと、自分が、あの場を志々雄が楽しめなくしてしまったと負い目を感じながら、今の張の質問は自分が原因だと謝罪し。確かに志々雄からすればお節介な話であるし、そして張と同じように、自分も志々雄とハチの関係とは関係ない者である。)
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