ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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~京都嵐山、某老舗旅館~
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張「ッはーー、良い湯やったなぁ~♪長湯し過ぎて何やお腹減りましたわー…、あ!!あれはッ、」
(ゆらりと廊下の向こうに見えたあの全身包帯姿で着流しのお背中、ワイは見慣れてるけどもし此処の老舗旅館が貸し切りやなかったら他のお客さんがその一見異様なお姿に二度見してまうかも。それもその筈、本来なら生きてる筈の無い全身大火傷の御身体の全身を包帯で覆ってるから。お顔も包帯で普段覆ってるからお顔立ちは見えにくいねんけど、実はよく見るとかなり色男ねんよね)
張「あっはは、志々雄様ーッ?めっちゃ偶然ですやん♪今大広間に向かいよるとこでしたん?」
(あら!おひとり?と思ったらそっか、恋人で無くなった由美姐さんは湯浴みの世話役からもしかして外したんかなぁ、と。一応その辺は何にも言わずにいつもの笑顔で志々雄様の隣へ寄っていく。隣に並ぶと、ふわっと湯上がりの匂いといつものお香のような蠱惑的な香りがする。志々雄様相変わらずええ匂いするなぁ…同じ風呂の筈やのに不思議。しかも湯上がりの着流しやからいつもと着てる着物と違うのにな?どうやら着物の生地からと言うよりは志々雄様自体がこの香りなんか、魅惑的な香りに何や男のワイでも変にどぎまぎしますわ…。えへへとそんな気分を誤魔化しながら廊下を歩いてた志々雄様にワイは白い浴衣姿でパッと声掛けて)
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