ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>火黒、藍緋
……何自分の嫁にほっこりしてんだよ、能天気かっ…、一度でも良いから緊張感持て親父、
(どうやら愛想良くしてたんじゃなく親族席にいる妻に癒されて笑顔になってたらしい事を聞いて呆れながらお前は人生で一度でも良いから緊張感を持てと父親である火黒に苦言を呈する。苦虫を潰したような顔で敬礼を渋っていると向こうが先に礼帽に敬礼のスタイルを取っては目の前の父親の顔を目にする)
………、当たり前だ。嫌でもテメェの子だ、頭使って纏めてる…。
いつかアンタを越える、…今の俺ではまだまだだ。
(懐かしいと言われれば不意に黙ってしまう黒咲、勿論幼い頃のその記憶も覚えている、自分は父親に外見が似ていたから、誰より強くそして優しく尊敬している父親を自分は真似たかったのだろう。少し毛足の短めな黒髪に此方を見る赤い瞳、妖で年を取らないからか目の前の優しい笑み顔は可愛がってくれていたあの頃から変わらない。いつから自分は父親にこういう態度になったのか、父親が周りから日本最強と言われ始めた頃からかもしれない。何故、自分はまだまだこんなに父親に勝てないのか。似ているのに。けれど此方を誇りに思うと話す火黒をじっと見据え、お前の子だからこれぐらい出来て当たり前だと素直でない言い方になる。いつか超えると金色の瞳で宣戦布告を叩き付ければ敬礼を施す、すぐに片手を下ろせばカツンとブーツの踵を鳴らし正面へ向き直って、式が進行し)
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