ビギナーさん 2021-04-29 13:28:02 |
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>火黒、黒咲
藍緋「…う、うん。フフ、火黒の言う通りだ。…私もただ単にお前達が可愛くて嬉しいんだよ。確かにちょっと妖界の秩序とか勢力はかなりひっくり返しそうではあるけど…、家族の幸せが私達の幸せだから。」
(そんなに妖力の強い子供を世に産み出してどうするのだと黒咲の額を押さえてる様子を見て眉を下げてた私、けど火黒が可愛いし賑やかで楽しいじゃないとの彼らしい答えに私も隣の火黒の肘辺りのシャツをきゅっと握って嬉しそうに微笑み、私も同じだと息子の黒咲に話す。火黒は皆が赤ん坊の時にも抱っこしている私と頭を寄せ合って幸せそうにあやしてくれたり、よく子供達と遊んでくれて休みの日は必ず何処かへ連れていってくれた。夜も私と一緒に子供達の寝顔を見るのが好きだったし、本当に子供達を愛情たくさんに可愛がってくれて私も幸せだった。あの黒芒楼に居た頃を考えても火黒がこんなに子供好きだったなんて知らなかったぐらい。…人はこんなに変われる、私もそうだけど子供が生まれて更にそう実感していた)
藍緋「あ!親族席を設けてくれてありがとう火黒ッ…家族で記念撮影だなんてかなりナイスだ!あぁ、しかも大佐だろう?黒咲の軍服もそうだし…私は火黒の警視監の制服も物凄く楽しみにしている。親子で警察官僚と軍隊の制服だなんて史上最高に素敵だ。式典の為に良いカメラを買おうと思うんだけど。あ、すまない…浮かれてしまってつい、この間焔達と撮影機器を見に行ってきて…買って良かったか?」
(火黒は私が亡くなって200年の間に大分稼いでいるからはっきり言って働かなくても皆無な程の巨額の富だ。人間が一生掛けても稼ぐのが無理な額なのは当たり前なのかもしれないけれど、そもそも火黒が警察官の官僚に登っては若い外見のままだと怪しまれるから定年前に退職して、功績を讃えられてるから毎回要らなくともかなりの退職金も振り込まれてる、だからいつも何も此方に尋ねたり遠慮せず好きにしな?と言われてるんだが一応聞いてしまう私…。買って良かった?と火黒の赤い瞳を見上げる。昔ほど長くない少し毛先の短めな黒髪と赤い瞳の目元が相変わらず色っぽい、…うん、200年経った今では更に落ち着いた穏やかさが増して色気が凄まじ過ぎる。つい火黒を見つめたままドキドキしてしまうのか頬をじわりと染めてしまって)
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